2016年01月06日

『オレが腐女子でアイツが百合オタで』第1話 感想


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mf.gif 『オレが腐女子でアイツが百合オタで』(著者:アジイチ
第1話
雑誌 月刊コミックフラッパー 2016年2月号 [Amazon]

<あらすじ>
吉田玲時は生粋の百合オタだったがオタクへの迫害を恐れ隠れてオタク活動していた。一方同じクラスの女子・保科美鶴は趣味はオープンにしている漫画オタクだが実はBL命の腐女子だった。そんなある日2人は大規模即売会のイベントでばったり遭遇してしまう。オタク趣味をバラされることを恐れた玲時はその場を逃げ出した。

後日、美鶴に漫研の部室に呼び出された零時は趣味のことで脅迫されると思っていたが、美鶴はイベントでの落し物を渡したいだけだった。勘違いから大騒ぎの二人は揉み合いになり倒れこんでラッキースケベ状態に。すると漫研の部室に巣食う幽霊の漫子さんが現れた。漫子さんはモテずに死んだためリア充を憎んでおり二人のイチャイチャ(に見えた)状態に怒って二人の中身を入れ替えてしまった。

<解説>
なかなか意欲的な作品は始まりましたよ?
主人公は百合男子・ヒロインは腐女子という立場こそ正反対だけどどちらも異性の同性愛に造詣が深い二人。 じゃあその二人を入れ替えるとどうなるんじゃ?と。
いやこれ意外と今までありそうでなかった発想なんですよ。
(正確にはないわけじゃないんだけど連載としては初めて)。

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いやーこういうベタなのいいっすわー。主人公の二人はどんどん自分を出していくタイプなのでドタバタコメディとしても普通に楽しいです。
第1話は入れ替わって大騒ぎ!というとこまでですけど、当然気になるのは自身の趣味と起きてしまった変化をどう捉えるか ですよね。玲時で言うなら自身の(美鶴の)体で百合を体験するのか、それとも趣味と現実は違うとなるのか。百合オタ・腐女子の部分は他の人には知られてないのでその部分は別に相手を演じなくていいのは何気に上手い設定。二人は当分戻れなさそうだし色々と悪戦苦闘して(もしくは楽しんで)もらいたいところ。

そういえばずっと噂で語り継がれてるくらいだから以前にも入れ替えられた生徒がいてもいいですよね!
今後の展開がなんとも楽しみです!

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2015年04月15日

サイト開設11周年になりました


2015年4月4日で当サイトは11周年を迎えました。
昨年10周年企画で色々やるーと言っていて出来てないので非常にカッコ悪いんですが続けていけばまあなんとかなるさという感じです。

それはさておき今回は割とここのとこの入れ替わり作品傾向などを書いてみます。
なにせ一般的には継続的にこのジャンルを追いかけている人間が少ないので、この2015年時点でどんな作品が話題なのかーというのを簡単に紹介出来たらなと思います。

最近の入れ替わり作品の傾向は「堅実に新しいことをやろうとしている」という感じです。もちろんこれはたまたまそういう作品の発表時期が重なっただけかもしれないですが。入れ替わり要素を使って新しいことをやってやろうというのは色んな作品を見たいこちらとしては願ったりだし純粋に興味を刺激されますね。そんな作品を紹介してみようと思います。

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mf.gif 『真夜中のX儀典(クロスメソッド)』(原作:山口ミコト、作画:馬鈴薯)

主人公がお試しで行った集団入れ替わりから自分の体を利用した人物に姉を殺害されてしまう。主人公はこの入れ替わりが関わっている人間を辿ってその犯人を突き止めようとするという話。

それまで入れ替わり要素とミステリー要素を組み合わせた作品としては小説で『人格転移の殺人』(著者:西澤保彦)という作品があったのですが、本作はそれ以上にうまく組み合わせられてます。そして入れ替わり好きとしてもっとも嬉しいのはこの「入れ替わる」という行為に必然性が生まれている点。それは入れ替わった状態でしか発現しない能力(X能力)というもので、これを利用するために男女の区別なく入れ替わりを行う。この設定したテーマをとことん追求する姿勢は嬉しい限り。オススメです。


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mf.gif 『シャッフル学園』(著者:ホリユウスケ

主人公たちの学校へ殺人鬼が侵入。警察は謎の兵器を使うがそれが誤作動を起こしてしまう。謎の空間に閉じ込められた主人公たちのクラスの面々と殺人鬼はさらに体がバラバラに入れ替わっていたという話。

月刊少年漫画誌では結構あるデスゲームものと入れ替わり要素を組み合わせた作品。
自分も今まで入れ替わり作品を数多く見てきましたがこれは今まで誰も描いたことがない領域の話なんです。現時点では若干デスゲーム要素が先行していて体が入れ替わったことによる悲喜こもごもの要素はまだ少ないですが、劇中で明らかになっている脱出条件がみんなの白日の元に晒された時にどのような心理に至るのか非常に楽しみなところです。


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mf.gif 『山田くんと7人の魔女』(著者:吉河美希

不良で馬鹿の山田竜が優等生の白石うららと入れ替わったことをきっかけに学校にいる魔女の力を持つ女子たちに関わっていく話。

原作が始まったのが2012年ですがなんと言ってもアニメ化ですよ!アニメ化!
尺的に最初の7人の魔女編で終わる感じなので入れ替わりが話の中心のまま展開される、 うちのサイト的に言えば「入れ替わりをメインにした初のテレビアニメシリーズ」なわけです。改めて振り返ってもこのいい意味で軽ーい感じの任意入れ替わりはこの作品にしかない独特の味わいなんですよ。初期は特に必要性がなくても入れ替わったりしてくれてたんでw この点あたりを今回のアニメ化で再評価してくれたらなあと思う次第です。


ちょっと今回こんな形でお茶を濁す感じになりましたが、今入れ替わり界隈は面白いことになってるのは事実なのでそこを伝えられたらいいかなと。
個人的には色々ありますがなんとか続けていきますよー。

この11年目で貴重な情報提供・協力をしていただきました
匿名希望(1号)さん、みのむーさん、干支さん、スガリさん、渡世間さん、siroさん、河童さん、ティーさん、hiさん、上崎さん、プレアデスさん、Cさん、左曲がりのJさん、ほだれ酒さん、ミチコさん、こんさん、ちゃすさん、upさん、にゃあさん、卓球マンさん、すしひといちなしさん、阪南さん、チャンネルくんさん、紅珠さん、同好の士さん、Qタローさん、式さん、もげげえさん、とおりすがりさん、まりあんぬさん、卑劣様さん、そして複数の匿名希望さん
はあらためて感謝いたします。


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2015年03月04日

感想『シャッフル学園』第6話


mf.gif 『シャッフル学園』(著者:ホリユウスケ
第6話「じぶん」
雑誌 月刊少年チャンピオン 2015年3月号 [Amazon]

<あらすじ>
見張りを離れたルミ(アレン)は気がかりだった自分の体を持つ誰かを探していた。その途中ハエキヨとカブの死体を発見、そしてアレンの体を持つ誰かに出会った。
しかしその人物は自分がアレンだと名乗るのだ。アレンは会話をするうちに誰がアレンの体の中身が誰なのかの気付き問い詰めようとするのだが目を潰され高所から落下してしまう。

一方静馬たちのスペースではチッシー(いたちゃん)が襲われてしまう。それは小池史訓の体を持った知識あかりだった。なんとか静馬たちが取り押さえるもののこの状況にチッシーは完全におかしくなってしまっていた。

そして静馬たちの場所に戻ったアレン。アレンは自分の体に宿った人間が危険な存在であること、ハエキヨ・カモの体が殺されてしまったこと、自分が致命傷の怪我を負ってしまったことを告げて倒れてしまうのだった。

<コメント>
本編の内容に触れる前にこれまでの状況の一覧表が作成されてます。第6話ver。
(※クリックで大きく見れます)

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さてここから本編。

静馬たちの前に現れた小池(知識)。

さすがに笑いましたわw

自分の体を持っている誰かに対して激高。

入れ替わりものは

A「他人の体になった自分」
B「自分の体になった他人」

の二つの異常な状況にどう相対するかという部分があります。
今まで静馬と合流した面々はかなり分別があるなあ、と実は思ってました。正常性バイアスみたいな心理状態だったかもですが、もっと今の状況を嫌がる人間がいてもおかしくないですよね。
そこに現れた知識はようやく現れたこのA・Bどちらもイヤ!の典型例。

そりゃイヤだよね

台詞を見る限りではBの方がイヤ度が高めかな。
殺人鬼がいるせいで殺人鬼への対処が優先になってますけど、自分が見たかったのは割とこういう展開ですよ。今は殺人鬼なんかいなくても十分に気が狂いそうになる状況なんです。このチッシーはある意味殺人鬼以上に何をするかわからない。

個人的にはいたちゃんとチッシーを1対1で入れ替える展開でも面白かったかなとは思います。
そして自分の体を持つ誰かと相対するルミ(アレン)。

ヘヴン状態

チッシーは入れ替わり状況を心底嫌がって気が狂ってましたがこの人物にとってはそうではない。アレンという理想の立場を手に入れ単なる一般人と化したアレンを見てほくそ笑んでいる。

1話の数少ないキャラ情報と4話の台詞から判断するとアレンの中身が誰かって言ったら、ぶっちゃけ妹のアリスしか考えられないんですけども。アレンが金持ちの家に御曹司なのでアレンになれば人生逆転と考えてる他の生徒もいたかもしれない。正直判断材料が少ないのでアレンの中身が誰かを予想出来るのもここくらいまで。

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自分の今の立場を再認識させられるアレン。
この部分アレンもあまり意識してないというか考えないようにしてた気がする。自分がこのままルミの体だと自分の立場を失ってしまうことに。こういう葛藤こそ集団入れ替わりという状況を活かした描写ですよ。

静馬たちのいるスペースに戻ったルミ(アレン)は落下の時の後頭部損傷により死亡(でいいよね?)。アレンは有能なので途中で退場するだろうなとは思ってました。便利すぎるアイテムは使いにくいので。
アレンも自分の体の中身が誰かを教えても良かったと思うんだけどなんで隠したのかな。どっちにしろ自身が死んでしまったら意味なかったのに。

今回ようやく集団入れ替わりという状況が引き起こした悲喜こもごもが顔を見せてきた感じです。単なる生き残りサバイバルではなく“椅子取りゲーム”としての様相を呈してこなければこのシチュエーションは面白くない。

あと死体になってしまったら中身が誰だったのかわからなくなっている点。
生きてる人間が全員登場してくれれば消去法で誰が死んだ体の中身だったのか(細かい特定まで出来ないまでも)生き死にの判定は出来るので残りの生き残りに早く登場してもらいたいところ。

名前は体(心)、性別は(男:、女:、猫:)で表記しますが、
第6話時点で判明しているのが
-----------------------------------
株本優鈴森静馬
一見かなでセンター長
十時伸一加門隆信
知識絢音位高あかり
井伊覚根津理沙
位高あかり南風清蔵
汝鳥光郎汝鳥光郎
四竈里奈四竈里奈
根津理沙梶育子
藤井松榮羽倉潜
小池史訓知識絢音
上水流アレン???

???(殺人鬼

死亡
加門隆信藤井松榮
南風清蔵青井雪子
絵口ルミ上水流アレン
梶育子(???)
青井雪子(???)
-----------------------------------
という状況。

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2015年02月09日

感想『WHITE NOTE PAD』第1話

mf.gif 『WHITE NOTE PAD』(著者:ヤマシタトモコ
第1話 試し読み
雑誌 フィールヤング 2015年3月号 [Amazon]

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<あらすじ>
ある女性雑誌の撮影の現場で出会う女子高生・小田薪葉菜(おだまきはな)と38歳の元自動車工の木根正吾(きねしょうご)。実は二人は一年前突然入れ替わってしまっていたのだ。お互いに連絡も取らずいたが偶然に出会った二人は話し合うことに。正吾の体になった葉菜は連絡も取れず記憶喪失として扱われ苦労していたが、一方葉菜の体になった正吾は雑誌の読者モデルを努めていたのだ。

元に戻る可能性を探ることも含め、生活に困っている葉菜をなんとかすることにした正吾は葉菜を雑誌の編集部で雑用係として雇ってもらうようにしてもらった。最初は戸惑っていた葉菜だったが徐々に編集部の女性らとも打ち解けていた。しかしある日二人は編集部の女性たちが葉菜(正吾)のことを男のように勝ち負けにこだわりモデルの世界を馬鹿にしてるんじゃないかと陰口を叩いていたのを聞いてしまう。


<コメント>
というわけで女性向け漫画雑誌の新連載作品です。
入れ替わり作品といえばドタバタな要素があったりして漫画的な荒唐無稽さの印象が強いですが、本作は女性向けなので極めて地に足がついた設定・世界・キャラクターが描かれてます。両者とも人生面白くないとは思っていた没個性なキャラクターですが、やっぱり女子高生とおっさんの入れ替わりというのは結構なインパクト。

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話の方はこういった感じで全然楽しい話じゃないんですけど、結構無茶な題材なのでそれをこれからどう料理していくのかなという興味は強いです。
入れ替わりが実際にあったら、という想像はたまにするのですが仮に性別や立場が大きく違っていても案外この作品のように人間ふてぶてしく生きていくもんじゃないかなと思ったりはしますね。

次回掲載は3ヶ月後。注目していきたいと思います。

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2015年01月21日

感想『シャッフル学園』第5話


mf.gif 『シャッフル学園』(著者:ホリユウスケ
第5話「ホーム」
雑誌 月刊少年チャンピオン 2015年2月号 [Amazon]

<あらすじ>
入り口が一つになっている空間を見つけた静馬たちはそこを拠点に立てこもることにした。警棒や刺叉を武器に立てこもる一行。時を同じくして別の場所の語りある二人の人物。それは南風清蔵の体を持つ青木雪子と加門隆信の体を持つ藤井松榮だった。他愛もない話をしていた二人だったが殺人鬼に襲われ惨殺されてしまう。

一方拠点で思いつめた表情を浮かべていたルミ(アレン)は見張りから離れどこかへ姿を消してしまった。

<コメント>
本編の内容に触れる前にこれまでの状況の一覧表が作成されてます。第5話ver。
(※クリックで大きく見れます)

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さてここから本編。

拠点(ホーム)で落ち着いた一行が話す位高あかりへのいじめの話。

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体だけを見ると位高あかりは自分をいじめていた知識絢音の体に入ったわけで非常に面白い関係に。殺人鬼が空気を読まずに殺さない限りは今後に起こるであろう揉め事の伏線と取れます。

そして今回初登場の二人。

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描かれたのは南風清蔵の体を持つユッキーこと青井雪子加門隆信の体を持つショーエイこと藤井松榮
ちなみに青井雪子の体の方は殺人鬼によって殺され顔の皮を剥がされ死亡。カモの中身はトトキーの体に 宿っていてショーエイの体にはヒソミンが中身に入ってます。

まあこの後ユッキーとショーエイによる恋の話やエッチの話が展開されるわけですが、野球部のクリクリ頭の少年が恥ずかしながら話すのは笑い所ですねw ユッキーも自分の体が既に死んでると知らなければこんな話をのんきにやってないでしょうが知らないんだからしょうがない。
そしてやってきたヤツ。

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殺人鬼遠慮なさすぎぃ!

まあ確かに話全体で見ると結構人数がいるので作劇的に適度に減らす段階ではあるんですが、殺人鬼が殺しまくってるっていう状況が知識として共有されてないキャラが何人もいるので、そういったキャラが為す術もなく死んでいくのは心が痛みますわ。
また静馬組では頼りになるハエキヨも自分の体が死亡したとなるとこれを知った時に相当な精神的ダメージがあることも想像されます。

今回ざっとまとめると「犠牲者が二人増えた」って話なので中々にツライです。改めて考えてみるとこの殺人鬼本当に殺すことしか頭にないように思えます。本当にただ殺すだけのマシーンのような存在。1話で言ってた「面白くなりたい」という話に繋がっていってない。もうちょっと殺すにしても捻りがほしいところ。


名前は体(心)、性別は(男:、女:、猫:)で表記しますが、
第5話時点で判明しているのが
-----------------------------------
株本優鈴森静馬
一見かなでセンター長
絵口ルミ上水流アレン
十時伸一加門隆信
知識絢音位高あかり
井伊覚根津理沙
位高あかり南風清蔵
汝鳥光郎汝鳥光郎
四竈里奈四竈里奈
根津理沙梶育子
藤井松榮羽倉潜
上水流アレン???

???(殺人鬼

死亡
加門隆信藤井松榮
南風清蔵青井雪子
梶育子(???)
青井雪子(???)
-----------------------------------
という状況。

青井雪子は体・中身ともに失われ舞台から完全退場。

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2014年12月09日

感想『シャッフル学園』第4話


mf.gif 『シャッフル学園』(著者:ホリユウスケ
第4話「24」
雑誌 月刊少年チャンピオン 2015年1月号 [Amazon]

<あらすじ>
トトキー(カモ)の腕を焼いて消毒するかの瀬戸際でカブちゃん(静馬)たちが医療道具を持ち帰えることが出来た。応急治療を施し人心地する静馬たち。

そこにまた別の生徒4人が合流。その内の一人・ナトリンはラジオを有していたので外の世界のラジオを聞くことが出来た。それによると今回の事態は「物質転送装置」によって引き起こされたことであり殺人鬼だけを転送させる予定だったが、2年2組のクラスごと転送され謎の異空間に閉じ込められてしまったというのだ。

分からないことだらけで不安に苛まれる静馬たちだったが、ルミ(アレン)は11人いれば数の優位で殺人鬼に立ち向かえるとみんなを励ますのだった。
そしてフェンシングマスクを被った男子生徒の体を持った誰かが行動を起こそうとしていた。

<コメント>
本編の内容に触れる前にこれまでの状況の一覧表が作成されてます。第4話ver。
(※クリックで大きく見れます)

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さてここから本編。

カブちゃん(静馬)らの帰還も間に合い事無きをえたトトキー(カモ)。そしてここで静馬が抱く葛藤は極限状況+入れ替わりという他に類を見ない状況ならではの葛藤になってますね。

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そしてここで新たに4人が合流。見て行きましょう。

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姿を見せたのはナトリンこと汝鳥光郎(なとりみつろう)とシカマリこと四竈里奈(しかまりな)
なんとこの2人、入れ替わっていない
最初は「一対一」の入れ替わりなのか、と思ったんですが入れ替わってすらいない。
アレンの想像では「シャッフルが完全ランダムで行われたとして全体の数がわずか24人しかないのだから自分の体と心が合致する人間がいてもおかしくない」(要約)とのこと。この説が正しいなら入れ替わってないのではなく入れ替わりは行われたが自分の体を引き当てたということに。

今まで筆者は誰の体に入ったら損か得かみたいなニュアンスで語ることが多かったですが、戻れるかどうかもわからないこの状況で形として入れ替わっていないのは真の勝ち組と言えるでしょう。
(入れ替わりネタとしては面白みに欠けますが)

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水泳部の根津理沙の体に入ったのは眼鏡リボンの梶育子でした。
そして1話ではコスプレを進められてた藤井松榮の体には羽倉潜(はくらひそみ)。 見ためそっくりの仲良し二人組も今や性別すら違う。根津理沙は第1話の時点で最低でも2人の男子生徒になんらかの因縁があるのでそこら辺が体を得るかと予想したのですがハズレ。この状況で水着姿というのも中々そそる大変なことですが、それ以上に育子が落ち込んでいたのは

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自分の体が死んでいたのを目撃したから。
育子は絶対に自分の体に戻ることは出来ない、という可哀想な存在に。
殺人鬼が本気出すとこういうパターンがどんどん増えていくことになります。

そして唐突に静馬が語るこの空間からの脱出条件

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どうしてこうなるのかは後の話で語られるでしょう。


さてこの『シャッフル学園』という作品は世間一般的にどんな作品かといえばデスゲームものというジャンルに属する作品です。極限空間の中に閉じ込められた人間らが生死をかけて戦うというストーリー。そこに入れ替わりというエッセンスを加えたのが本作、というのが正確な位置付けかと思います。
デスゲームものに関して詳しくは以下のまとめなどを参考に。

「デスゲーム」の変遷
http://matome.naver.jp/odai/2137511135919585401

今回の脱出条件を見るにようやくそのデスゲーム体制が整った感じです。
単なる殺人ゲームで済まないカオスさがこの作品にはあります。

ここで一回整理しましょう。
今回はまだみんなパニックの最中であり、中々進む方向性というのが見えてない感じですが、どうなればいい方向の決着なのか、いやもっと言うとどうすればこのデスゲームでの「勝ち」なのかを考えてみると

【1】この空間から脱出すること
【2】自分の体に戻ること

この2つを達成することじゃないでしょうか。

【1】:まだ脱出の手がかりさえ掴めてないですが、今回その条件が提示されました。
「脱出出来るのは2人のみ」

【2】:そもそも元に戻れるのか?という問題もあるのですが脱出さえ出来れば転送装置の応用で元の体で戻れるかもしれない。なのでそこはとりあえず置いておくとして、殺人鬼の存在が話をややこしくしてます。

こいつのせいで「(誰かの体を得ている)自分が生き残ることはもちろん自分の体を持っている誰かを生き残らせる」という行動を取る必要があるということ。
梶育子のように自分の体が殺されてしまったら100%元に戻ることが出来ません。一方今回登場したナトリンとシカマリは入れ替わってない形なので【1】だけ考えればいい。かなり勝利条件に近いことになります。

しかし脱出できるのは2人。入れ替わってる人間にとっては一対一で入れ替わっているならその2人が勝ち抜けば丸く収まりますが、静馬たちのようにバラバラに他人の体に宿っている場合は、今の自分が生き残ることと自分の体に宿った誰かを生き残らせる形となりこの場合は勝ち条件を満たせるのは実質1人だけになります。

今の組み合わせだと例えば
知識絢音位高あかり)と位高あかり南風清蔵)が脱出出来たなら位高あかりがもっともいい条件で抜けたことになる。何故なら自分の中身も体も揃っているから。脱出後にこの二人を入れ替えることが出来れば位高あかりは完全に元に戻れる。(しかしその場合ハエキヨはチッシーの体で生きていくことになる。考え方によっては勝ち組と言えなくもない。

あくまでここで語ったのは【2】の「自分の体に戻ること」を達成するとした場合の話です。
でもこれは絶対ではないですよね。(ニヤリ)
次の展開も楽しみです。


名前は体(心)、性別は(男:、女:、猫:)で表記しますが、
第3話時点で判明しているのが
-----------------------------------
株本優鈴森静馬
一見かなでセンター長
絵口ルミ上水流アレン
十時伸一加門隆信
知識絢音位高あかり
井伊覚根津理沙
位高あかり南風清蔵
汝鳥光郎汝鳥光郎
四竈里奈四竈里奈
根津理沙梶育子
藤井松榮羽倉潜
上水流アレン???

???(殺人鬼

死亡
梶育子(???)
青井雪子(???)
-----------------------------------
という状況。

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2014年11月06日

感想『シャッフル学園』第3話


mf.gif 『シャッフル学園』(著者:ホリユウスケ
第3話「顔」
雑誌 月刊少年チャンピオン 12月号 [Amazon]

<あらすじ>
トトキー(カモ)の怪我で混乱する静馬たちの前に現れた生徒の姿をした殺人鬼。殺人鬼は静馬たちを確認するや容赦なく襲いかかってきた。絶体絶命と思われたその時、殺人鬼に体当たりをしてバットを持ち戦う女生徒の姿が。静馬たちの態勢が整うや殺人鬼はその場を離れ何処かへ行ってしまった。静馬たちを助けた女生徒は位高あかりの姿をした南風清蔵(ハエキヨ)だった。

殺人鬼を退けたがトトキー(カモ)の出血が止まらない。そこで株元優の身体能力が長けていることから株本優の体を有する静馬が保健室に治療を行える何かを探しに行くことになった。静馬はついてきた一見かなで(センター長)と共に保健室を目指す途中に上水流アレンの体を有する誰かに出会う。その人物にこれまでの事情を説明をするが、その人物は自分がアレンの体だとわかると態度が代わり何処かへ立ち去ってしまった。

ようやく保健室にたどり着くカブちゃん(静馬)とかなで(センター長)。しかしそこは血まみれの凄惨な場所だった。恐る恐る部屋に入った静馬が見たのは顔の皮を剥がされ下着のみの姿で殺されている青木雪子の姿だった。

<コメント>
本編の内容に触れる前にこれまでの状況の一覧表が作成されてます。
(※クリックで大きく見れます)

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自分で作ってもいいかなとか思ってたので公式でやってくれるのはありがたいですね。

さてここから本編。
絶体絶命の静馬たちの前に現れたその人物は!

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デブの位高あかりの体に入っていた野球部員の南風清蔵でした。あかりの体の中身はチッシーだと予想してましたがこれも外れ。こういうサバイバル状況だと意思がはっきりしている体育会系キャラはなんとも頼りになります。女の子の中ではハズレ引いてますけどね
そしてハエキヨが言及する静馬が優秀なカラダを持つという部分。これは少年漫画の主人公として非常に重要な部分かと思います。

そして静馬たちが出会ったアレンの体を持つ人物。

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アレンの体の中身が現在誰かわかりませんが、一人称が「私」というあたり恐らく女子生徒。1話のわずかなキャラ情報から推察する限りでは双子の妹のアリス?金持ちの家の後継うんぬん〜といった背景が想像されるので、アレンの立場を得て意味があるのはこの人しか考えられないですな。(もしかしたら他に男体化願望を持つ女子がいるのかもしれないけど)

そして今回の衝撃シーン。過激すぎるので一部だけ。

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青木雪子の体=顔の皮を剥がされた生徒でした。
第2話の記事を読んでくれると わかりますが、自分思いっきりミスリードに引っかかってますなw こうやって踊らされるのはこの作品の素直な楽しみ方だと思うのでありかなあと。なので2話の記事の予想は間違ってましたが訂正はしません。

注目は青木雪子の体は制服を脱がされているところ。つまり殺人鬼が青木雪子の制服を奪って着ていると推測されます。このことから殺人鬼は男子生徒の体に宿っている可能性大です。元々女子生徒に宿ってるなら他の女子生徒の制服を着る必要がないので。第1話でも殺人鬼は女装をしていることから普通に有り得る話。

今回でようやく最初の混乱から次のステージへ進みつつある感じですね。アレンの中の人物の取った態度なんかそうですけど、別の人物になってしまったことによる悲喜こもごもの様子がもっと見たいなあ、という部分が正直あるので、殺人鬼さんにはしばらく殺人やめておいてくれるとありがたいんですけど。

名前は体(心)、性別は(男:、女:、猫:)で表記しますが、
第3話時点で判明しているのが
-----------------------------------
株本優鈴森静馬
一見かなでセンター長
絵口ルミ上水流アレン
十時伸一加門隆信
知識絢音位高あかり
井伊覚根津理沙
位高あかり南風清蔵
上水流アレン???

???(殺人鬼

死亡
梶育子(???)
青井雪子(???)
-----------------------------------
という状況。
こうして見ると異性になってる確率がかなり高いですね。そのほうが美味しいんでむしろ歓迎ですけども(^^

posted by クロエ at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月04日

感想『シャッフル学園』第2話


mf.gif 『シャッフル学園』(著者:ホリユウスケ
第2話「シャッフル学園」
雑誌 月刊少年チャンピオン 11月号 [Amazon]

<あらすじ>
目が覚めた静馬に話しかける4人。しかし絵口ルミの姿をした人物は自分は上水流アレンだと名乗るのだ。他の3人も姿と名乗る名前が違っていた。殺人鬼が現れてその直後に起きた爆発によってクラスのみんながバラバラに入れ替わってしまったというのだ。それだけではない。まるで教室が異世界に変貌してしまっていたのだ。まるで何もかもがシャッフルされてしまったように。

この世界から脱出を目指すことにした6人。静馬はもう一つの可能性のことを考えていた。それは殺人鬼もこのシャッフルに巻き込まれているのではないかと。そのことを考えて警戒する6人。そんな時、十時伸一(トトキー)の姿をした加門隆信は机の上に光を見つけ脱出出来るのではと手を伸ばすのだが、その光はトトキーの腕を切断してしまう。パニックになる6人。するとその声を聞きつけた誰かの女生徒の姿をした殺人鬼が現れた。

<コメント>
このクラス中の人間がシャッフルされてしまった状況は描いてほしい要素がすごくいっぱいあるのですが紙面は限られているので時間がかかってもいいので一つ一つをしっかり描いてほしいところです。
そしてそれはちゃんと行えてると思います。まず静馬の前に現れた4人の状況から。

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図書委員の絵口ルミの体に入っていたのは総合病院の息子・上水流アレン。 これは第1話のシルエットで分かるようになってましたが間違いないようです。現在動いているグループの実質リーダー。

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マザコン?の十時伸一の体に入っていたのは静馬の親友・加門隆信。エッチなことが大好きだけど、女の子の体を引けなかったあたり運がないですね!

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イケイケ女の知識絢音の体に入っていたのはデブの位高あかり。 これは個人的には予想が当たった感じです。絢音はあかりを容姿のことで馬鹿にしていたので、こうなった 方が絶対面白いと思ってました。これはいい感じです。

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無口の不良・井伊覚の体に入っていたのは水泳部の根津理沙。 無口なヤツが饒舌に女言葉を話しているのが割と面白めなところ。理沙はワケありの小池と入れ替わるのかもと予想してたけどこれはハズレでしたね。まあその逆はあるかもですが。

いい感じにカオスな状況になっております。 アレンが思いついた顔写真付きの名札を各人がつけるというのは良い方法。正直キャラが多すぎると間違いなく誰が誰か認識できなくなるので。それは劇中の人物だけじゃなくて読者にも優しいのでw
そして脱出を目指す静馬に話しかける隆信。

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大変な状況なのですが少年漫画的にはこの興味はすごく大事ですw
年頃の男の子が女の子の体になってんだから気にしなかったらそれは嘘ですわー。

そして光に隆信が腕を切断され脱出は出来ないと絶望した静馬たちの前に現れた殺人鬼。 その前に早速コイツは一人殺ってます。

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犠牲者の体はリボンと眼鏡から考えて梶育子ですね。中の人が誰かわかりませんが少なくとも一人分の体と中身は失われ絶対に自分の姿に戻れない人間が発生してます。

そして殺人鬼は女生徒の体に宿ったと判明。現時点では誰の体かは特定は出来ないですがまだ登場してない中でも二人は除外出来ます。体格の点からデブの位高あかりではない。そして水着で授業を受けていた根津理沙ではない。
個人的な予想では主人公の体に殺人鬼が宿ったのではないかという予想でしたがこれもハズレでした。

ここまで文句なしの展開ですよ!そして非常に考察しがいがある。もう楽しみでしょうがない。
細かいことだけどアレンは隆信の止血のために自分の(ルミの)シャツを使ってますね。後々に繋がる部分かも。 次回も期待大!

10.12追記
記事をご覧になった方から自分が見落としていた部分に指摘を受けまして、少なくともまだ紙面から読み取れる情報あるのでそこを取り上げたいと思います。

殺人鬼は誰の体に宿ったのか?なんですけど、よく見たらヒントがあります。

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注目はイヤリング。自分は最初に見た時に気にしてなかったんですが、よく考えたらこれもヒントだったんですよね。このイヤリングをしていた人物は誰かというと

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青井雪子です。女生徒で髪型の特徴は隠されてる感じだったんですけどこれはかなりのヒントです。

ちょっとここからグロい話ですが、この殺人鬼の仮面も誰かの生徒の顔の皮を剥いだものですよね。だからイヤリングは剥がされた青井雪子の顔の部分で、実際は別の人というミスリードも考えられますが、現在のところでは青井雪子で八割間違いないのではないかと思います。
梶育子はまだ皮を剥がされていないので現在確認できる殺人鬼に殺されたであろう犠牲者は2人ということになります。


名前は体(心)、性別は(男:、女:、猫:)で表記しますが、
第2話時点で判明しているのが
-----------------------------------
株本優鈴森静馬
一見かなで
絵口ルミ上水流アレン
十時伸一加門隆信
知識絢音位高あかり
井伊覚根津理沙

青井雪子?殺人鬼

死亡
梶育子(???)
顔の皮を剥がされた生徒(???)
-----------------------------------
という状況。

posted by クロエ at 22:40| Comment(0) | TrackBack(1) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月05日

感想『シャッフル学園』第1話


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mf.gif 『シャッフル学園』(著者:ホリユウスケ
第1話「その朝」
雑誌 月刊少年チャンピオン 10月号 [Amazon] より連載開始

<あらすじ>
ここ最近残忍な手口で人を殺める謎の殺人犯が世間を賑わせていた。
ごく平凡な高校生の鈴森静馬はいつものように学校へ通っていた。同じクラスには裕福な家庭のもの・スポーツ万能・今時の女子高生・不良・訳ありなど様々なクラスメイトがいる。そして静馬が憧れている一見かなでもいた。

そんな時学校の周囲が慌ただしくなりはじめた。例の殺人犯が静馬たちのクラスに現れ教師を首をはねて惨殺してしまったのだ。パニックに陥る生徒たち。なんとしてでも犯人を捕らえようとした警察はヘリコプターに吊るした謎の兵器を持ち込みそれを犯人に対して使用したが発射された謎の光線はエラーを起こし教室全体を巻き込んでしまう。

そして静馬が目が覚めると猫のしぐさをするかなでの姿が。いやそれどころか静馬自身もハンドボール部の女子生徒・株本優の姿になっていたのだ。一体クラスに何が起こったのか。

<コメント>
とてもインパクトのある作品が登場しました!!
第1話は主にキャラクターの紹介なわけで第1話にして結構数のキャラの名前が紹介されます。この作品名前が出るということはこの入れ替わり現象に巻き込まれるのが確定なわけですよ。その数22人と1匹(猫)!読み進めながらこんなに出して大丈夫なのか!と驚くと同時に、作者さんの本気度が伝わってきます。

これだけのクセのある人間がシャッフルされたとなると相当な愛憎劇が展開されるだろうしそれに応えるだけのキャラクターが用意されてます。
そして、単なるシャッフルだけじゃないのがここに24人目である殺人犯が加わってくると。当然予想されるのが「入れ替わった状態での殺人」。想像するだけでも恐ろしい。自身の体に戻れないどころか自身の体が永久に失われる可能性がある極限状況。集団入れ替わりは入れ替わりの中でも意外と追求されてないテーマなのでそういう意味でも期待大です。

そして第1話。設定読んだ段階だとヒロインの体は殺人犯に取られちゃうのかな?という個人的予想でしたが猫でした。まあこれでも畜生に人間の体取られてるわけだから相当にえげつないわけですが。

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名前は体(心)、性別は(男:、女:、猫:)で表記しますが、
第1話時点で判明しているのが
-----------------------------------
株本優鈴森静馬
一見かなで
絵口ルミ上水流アレン
-----------------------------------
という状況。

殺人犯が猫の体に入ってたら安心だけどそんなことはないでしょうw
次回以降も期待大!

posted by クロエ at 04:10| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月11日

TSF史を振り返る 1997〜1999年くらいの話


前回の記事

ネット以前のTSF作品に傾倒する人間にとって何が不満であったか、といえば「その楽しみを誰かと共有できないこと」でした。

そこに登場したのがインターネットです。

といっても初期のインターネットは誰もが手探り。学術的なサイトや日記メインのサイトはそれなりにありましたが趣味に特化したサイトというのはほとんどありませんでした。あってもテキストと画像をなんとなく貼ってみた程度のサイトがあればいいような状態。それにgoogleなんていう気の利いた検索サイトもないため求めるものがあるかどうかもわからない、という状態でした。

インターネット以前にそれまでもネットワークを駆使したシステムというのもありパソコン通信などのサービスもありましたが自分はそちらは利用はしていませんでした。少しずつ時間が経ち画像も扱えるインターネットに少しずつ移行しようとしていたわけです。たまたまそんなある時にニュースグループの「fj」の漫画などのコミュニティに触れる機会があり、何気なく聞いてみたわけです。

「『転校生』とか人が入れ替わっちゃう作品あるじゃん。ああいうのの情報扱ってるHP(※)あったりしないかな。」

(※今だとサイトみたいな言い方だと思うんですが、当時はホームページ(HP)って 言うことが多かったと思います。)

新しいメディアだからそういう物好きもいるのかもしれないなーという何気ない思いつきと、顔の見えない気軽さから一応がっつく様子は殺しつつ書き込んだわけです。
そうしたら来たんですね。返事が。

「『八重洲 性転換の館』ってHPがあるよ。そういうのリストにまとめてる。」

!?
これは本当に衝撃でした。返事が返ってくるとは思ってなかったくらいの心持ちだったのにまさにそのものズバリがあるという話なわけです。
そして訪れたのが『八重洲 性転換の館』(現・八重洲 メディアリサーチ)でした。


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緑の背景を基調にしたそのサイトはまさに圧巻でした。
私自身そういった作品を楽しみ自分の知らない作品があるなら探したいというコレクター気質のある人間だったので、同じ志を持った人間が持っている情報を共有しリスト化したものがそこにあることに驚きました。またそれらをテーマにした作品の創作を後押しする「少年少女文庫」の存在個人的には今でもたまに読み返す管理人の八重洲さんの性転換作品を扱ったコラムなど。まさに性転換作品のパイオニアにして総本山というサイトでした。

そして、自分は入れ替わり作品に特に惹かれる人間だったので、八重洲さんのところから リンクされていたサイト「てっつ庵」に導かれることになるのです。 こちらは管理人のてっつさんが作成されていたどちらかといえば個人サイトなのですが 「入れ替わり作品に特化したリスト」を作成されていたのです!!自分の中ではてっつさんの方によりシンパシーを感じ、どちらかというとてっつさんの方に傾倒していったわけです。


tettu.jpg


これらのサイトに出会えて思ったこと。それは

こういう趣味を持っていたのは自分だけじゃなかったんだ!」

ということでした。

前の記事でも書きましたが、狭すぎる趣味ゆえにリアルでは共感する人間と出会うことが出来ないという悩み。それが一気に解決されたわけです。

(続く)

posted by クロエ at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする