11/23 放送
『僕の秘密★兵器』(公式サイト、メ〜テレ公式)
該当
第8話「あべこべパニック!?」
特に取り柄もなくモテない青年の一之瀬ハジメ。だが彼には好きになった女の子の脇を
くすぐることで彼の願いを叶えることが出来るという不思議な力があった。
そんなある日妹に男らしくないと怒られたハジメは、街で見かけた女の子・垣内珠里の
ようになりたいと思ったところ、こちらへ走ってきてぶつかった拍子に2人は入れ替わって
しまう。2人は異性の体を楽しんだり振り回されたり。そして珠里が実は家出をしてきた
ことを知り、珠里に代わって父親と仲直りをすることになったハジメだが…。

いやーこれは思ったより出来が良かった。この作品言ってみれば『BOYS BE…』みたいな、ダメで
特に取り柄がない少年が積極的な女の子に引っ張られてドキドキ体験をするという構図の物語。
今回の該当話の面白いところは入れ替わってもその構図が維持されているところ。
女の子になってみたいと言っていたハジメも女の子になったから色々普段と違うことを
するわけでもなく(しようとはしているが)、自分の体になった女の子に引っ張られて
行動する。
番組的にはアイドルのかわいいところをアピールするような趣旨なのに、ほぼ最初から最後まで
オドオドしたダメ男の演技をすることになった小池唯嬢はちょっとかわいそう(笑)。演技自体は
ここまでしなくてもっていうくらい頑張ってるんですけどね。大抵の作品だと入れ替わりを
どうするかという部分が話の中心になっちゃうわけだけど、上記のような感じなので本当に
演じる人間だけを入れ替えたような倒錯感は中々他の作品だと味わえない独特のものがある。
さらにこのシリーズには女の子の脇をくすぐるとハジメはその時に必要な能力を最大限発揮できる
というよくわからないお約束要素があるのだけど、これも当然入れ替わったままで行うので
傍目には自分の脇をくすぐってくれ!と迫る女の子というカオスな状況に拍車をかける場面が
展開されててこれも面白い。ただこの部分はシリーズの他の話を見てないと少々わかりにくい
かもしれないけど。自分はこの話大変満足しましたわー。
2009年11月23日
『僕の秘密★兵器』より「あべこべパニック!?」
2009年11月08日
『逆転ハニー』第1巻発売!

白泉社 花とゆめコミックス
『逆転ハニー』(著者:時計野はり)
第1巻 [Amazon]
11/5発売!
祝単行本第1巻発売!
えーこの作品雑記で何回か取り上げたこともあるんですが、非常にこの作品
惚れ込みまして。詳しいことは過去の記事など。
逆転ハニー
『逆転ハニー』第2話
『逆転ハニー』第3話
単行本にはもうちょっとかかるかなと思ってたんですけど、意外と早く単行本
出てくれまして、これで雑誌掲載時に押さえてなかった人も安心です。
作品の応援の意味も込めまして3冊買ってきました。

うむ、これが噂に聞く観賞用・保存用・布教用というヤツだな。
まあ勢いってのもあるんですが、時計野はり先生的にこの作品はどういう
ポジションなのかなーというとメインではないかなというのはありまして。
LaLa本誌に別作品の本連載も始められたようなので、この単行本には第1巻と
書いてあるけど、続きがあるかはちょっと不透明な気がするんですよね。
そこはもう売り上げで少しでも応援してあわよくば続きが展開してくれれば…と
いう感じで買ってきたわけです、はい。
あとブログを検索したりすると結構いい感想の記事あるなあと。
オトコでも読める少女マンガ:新作レビュー* 時計野はり「逆転ハニー」
徒然なる一日 〜プチAA遊戯場〜:逆転ハニー 第1巻
fire sign:逆転ハニー・1
このうちお二人の方が言ってますけど、本当にニヤニヤが止まらないんだわこの作品(笑)。
あくまで私の感想ではありますが、少女漫画としても入れ替わり作品としても
非常によく出来ているのでオススメですよー。
2009年11月01日
twitterはじめました
えーととりあえずtwitterなんぞを始めてみようと思いまして。
http://twitter.com/irekawarimaniax
twitter知らない人のために説明しておくとミニブログみたいなものです。
今の時点で自分が雑記がそれなりに気合入れて書いてる分、ちょっとフットワークが
悪いとこあるんですな。普段忙しくてサイト更新や雑記書くほどのまとまった時間が
出来ないことが多いんですが、それでもなんか発信したい時があったりするんですわ。
それならつぶやくくらいは出来るかなーと目をつけたわけです。流行りものなんで
やってみたいっていうのもありますが。目的としては雑記で追えない話題とか、
生存確認とか。
こっちは入れ替わりとは関係薄いネタとか、サイトのこととかもゆるーく扱って
いこうかなと。一日一回書けたらいいなっつー感じで。サイトのトップにリンク
張っておきますので、フォロー等は適当にどうぞ。
2009年10月25日
『灼眼のシャナS』/「リシャッフル」
10/23(金) 発売
『灼眼のシャナS』(公式サイト)
第1話「リシャッフル」 発売
[Amazon]:DVD Blu-ray Disk
夏休みのある日、雄二とシャナは先日紅世の王と戦った廃ビルにフリアグネが
収集していたという宝具があることを知り、その中から使えるものがないか
探しに来ていた。黒い筒のような宝具を見つけた雄二はその宝具を通して
シャナを見たところ、その宝具「リシャッフル」の力が発動しシャナと
入れ替わってしまった。

さくっとBD買いました。原作も結構好きだったんだけど、アニメ版もかなり忠実に
原作の内容を再現しており好印象。声の問題も声優さんが混乱しつつ頑張ってくれた
ようで。入れ替わった直後の佐藤・田中との会話で、お互いを演じるんだけど
なりきれてないから喧嘩しつつごまかすっていうシーンは、入れ替わりものの
醍醐味という感じでこっちもニヤニヤしつつ堪能。入れ替わっている時間はもうちょい
長いと良かったけどまあしゃあない。
最近の萌えフォーマットで優柔不断な男の子が主人公で、そのはっきりしない
態度(主に恋愛感情で)にやきもきする女の子という構図があるのだけど、
そんな関係にある二人が入れ替わると今までになかったあるシーンが出てきたと
思う。それは「意中の男の子に女の子が入れ替わったら、(心の中で)望んでいた
既成事実を自分で作れれるのと同じなのではないか」というもの。かなり倒錯
してる感があってこれはこれで悪くないよなーと。

少し前の『きゅーきゅーキュート』もそうだし、『這いよれ!ニャル子さん』にしても
そういう展開があった。ここらへん面白い傾向だなと思うわけですよ。
『灼眼のシャナ』という作品は割とシリアス分多めの物語なので、こういう遊びがある
話は本当に番外編的扱いなんだけど、どういう思惑があったのかわからないけど
映像化されたのは嬉しいっすな。小粒ではあるけど良エピソードだと思うんで
機会があったらどうぞ。
2009年10月18日
『僕と彼女の×××』第51話
月刊コミックブレイド アヴァルス 11月号 [Amazon] 発売
『僕と彼女の×××』(著者:森永あい)
第51話
遂にあきらと菜々子が元に戻るためのいれかえクンのボタンが押されてしまったが、
菜々子の父親と千本木によって止められてしまう。二人は元に戻ることは
なかったが、あきらは菜々子父に元に戻ることをあきらめるように諭されてしまう
のだった。菜々子にとってもあきらにとっても今の状態がきっと幸せになれる
だろうと。とりあえず機械に巻き込まれ小さくなった菜々子父を戻そうとしたのだが、
菜々子父はさらに小さくなってしまって。

50話の衝撃の引きからちょっと読むのが怖かった第51話だけど、
とりあえずカオス展開じゃなくて良かったなと(笑)。やろうと
思えばあの部屋にいる全員入れ替わりとか、全員融合とか、なんでもありっちゃ
ありだったし、偏見かもしれないけど森永あいという作家だったらやりそうだった。
今回は機械も最終的に壊れたこともあって元に戻らないという
舵取りをしちゃったわけで、これはこれで良い展開だと思います。
今まで周りの皆はなんとなく「入れ替わったままでいいじゃん」という流れだった
わけだけど、菜々子父はかなり真面目に考えてもそれがお互いにいいこと
なんだという考えに至ったというのはきちんと筋が通ってると思うですよ。
その後あきらは言い返すけど、その発言は当初抱いていた菜々子に抱いていた
感情であり、初めての菜々子への告白(かなり遠まわしだけど)であり、
ある意味元に戻るための最後の心の拠り所でもあったわけですが、それは
違うんじゃない?と菜々子父に諭されるんですな。

菜々子父はあきら側の気持ちを考えられる人だからこの発言はより重いです。
あきらの菜々子への思いも告白(と自分は解釈してるけど)が全然伝わらなかった
ということで一応決着を見たと思う。物理的にも戻れなくなり、周りは誰も
この状況に反対していない状況になった。そうなると残るのは前の雑記にも
書いたけど、「あきらはどうするのか」という点ですよね。なし崩し的に
よりかは、心の整理をした上でしっかりとこの状況を受け入れてくれる流れが
いいかなーと。
次回の大増ページ…最終回?
2009年10月04日
『瞬間・交換・大コンラン!』
先日それらしき単語で検索していたところ不覚にも立原ほたる先生が該当作品を
描いていたことを知りました。なんと1年半前…で連載作品。
ちゃんとそのことはブログにも書かれており、
ネームのめどがついた〜^^;
次回作予告
入れ替わりネタ5作目
瞬間・交換・大コンラン
瞬間・交換・大コンラン!Scene2―入れ替わり生活―
瞬間・交換・大コンラン!Scene3―女どうし―
瞬間・交換・大コンラン!Scene4―本妻―
連載終わった〜
以前大変お世話になったのにサインを見逃すなんて。そのことを知ってから
とりあえず動いてみてなんとか1話と3話を入手できましたのでレビューなどを。

集英社 YOU 2008年4号から9号まで掲載
『瞬間・交換・大コンラン!』(著者:立原ほたる)
全6話
片山佳代子は結婚し子供も一男一女にも恵まれ平凡な専業主婦の生活を送っていた。しかし幸せなはず
なのだがどこか満たされない日々。マンションの隣の部屋に住んでいる派手な服を着ていつも
酔っ払ってばかりいる百瀬ゆかりはなんと旦那の会社の社長の愛人だった。そんなある日
買い物の帰りにゆかりと一緒になった佳代子は帰り道にある研究所から出てきた謎の博士が
持つ器械の端末を当てられてしまう。その器械は端末を当てた生物の精神が入れ替わってしまう
器械だったのだ。器械が直る一週間後まで2人はお互いの生活を送ることになった。
主婦と愛人が入れ替わると聞いた時は近いテーマである『COME BACK!スネさん』が浮かんでしまったのだけど
読んでみると描こうとしているものは明確に異なっている。『スネさん』の場合、妻と愛人という立場、
20代と40代という年齢差などをドタバタを交えながら描いた作品だった。この作品『瞬間〜』は立場の交換は
あまり重要でなく、主婦と女というかなり等身大の女性の悩みがメインになっている。ハッキリ言ってしまうと
セックスの悩みである。
それは大半の物語ではかなり大きくて様々な意味を持つけれど、家庭を持つ専業主婦という
ごくごく普通の人にとってそれは生活の営みの一部なのである。佳代子はセックスレスに近い状況に
なっていて生活にも張りを失っている、そんな状況で起きたこの入れ替わりはそれらを見つめなおす
機会になっていく。掲載誌が女性誌ってこともあるけどこういう形で入れ替わりものを描く
多様性がある日本すげーっつーか。今まで4本も入れ替わりもの描いてきたほたる先生流石というか。

入手できた話を読むだけでも話・画力のレベルが高く、3話では入れ替わりものでは
定番の立場を揺さぶる展開ありと非常に続きが気になる感じ。
女性誌掲載作品はかなりの確立で単行本化されないのでちょっと作品を見るのが
厳しいかもしれないんだけど、昨年の作品なので頑張ればまだなんとかなると
思われるので興味ある方は掲載誌を探してみてください。
2009年09月14日
『きゅーきゅーキュート!』該当話

MF文庫J 『きゅーきゅーキュート!』(著者:野島けんじ)より
『きゅーきゅーキュート!SS クールに黒媛!』[Amazon] 収録エピソード
該当
話「チェ〜〜ンジ」
狙った人間の体を奪い一日その人物になりすますという入れ替わり小法師の都市伝説が
流布されていたそんな矢先、理刀と亜威黒媛がぶつかって入れ替わってしまった。
バレてしまうと元に戻れない可能性があったため2人はお互いに成りすまして行動する
ことに。黒媛として過ごす理刀だが、黒媛の妹の百香に理由はよくわからないが
ある漫画を読んでいてほしいと頼まれているようなのだが…。
このシリーズ自体を全然読んでいないのだけど、文庫表紙にもなっている黒媛(くろひめ)なる
キャラクターはぐっと来るものがあったのでwktkして読んだわけですが……不思議と
なにか物足りない。学校一の美少女と入れ替わって着替えも体験したり、コスプレしたり、
風呂入ったりと美味しいイベントも一通りこなしてる。なのにどこか淡白。
色々考えてみたのだけど当の黒媛もそうだし主人公もちょっと“物分りが良すぎる”と
思うのですよ。

本編中ではバレたら元に戻れなくなるとは言ってるのだけど、超常的な能力が当たり前に
存在する世界なもので誰かの能力を使えばまあ大丈夫だろうみたいな余裕があって
当事者たちも言うほど焦ってない様子。何より思春期の女の子が同年代の男の子と
入れ替わったのならもうちょっと恥ずかしがったりとか、嫌がったりしたっていい
じゃないか的なものがあるわけですよ。「お互い様だから〜」という台詞があるん
だけど男の子と女の子だとそう単純じゃないんですわ。
入れ替わりものって本当に漫画みたいな話なので、もうちょいはっちゃけても
良かったかなと思います。まあ短編なんで多く望むのもあれだし、結局展開の
好き嫌いの範疇の話だけど割と重要なとこだと思うのでちょっと惜しいなあって
とこです。どうせやるなら思いっきり王道で突っ走ってくだされ。
2009年08月17日
『僕と彼女の×××』第50話
月刊コミックブレイド アヴァルス 9月号 [Amazon] 掲載
『僕と彼女の×××』(著者:森永あい)
第50話
様子がおかしいことを千本木に問い詰められるあきら。機械が直ったことを察した
千本木は思いの丈を伝えてあきらを止めようとするが、あきらの元に戻りたい
という意志は固かった。あきらの気持ちがわかった千本木はあきらを見送ってしまう。
家に戻りついに二人が元に戻る時が来た。今までのことを思い出すあきらや周りの人々。
元に戻るためのボタンを押す瞬間、千本木が駆けつけあきらは装置を外してしまう…!

いやーもうどこから語ったものか。上のシーンなんかはもう完全に千本木の真面目な
告白ですよね。ここまで冗談めいた言い方をしてた千本木もついに本気になったという
感じで。今まで敢えて言ってこなかったけどこの作品が言うならば擬似BLというものを
構造的に持っていて、でも完全にそのラインまでには行かないバランスが存在してた。
個人的には最終的にそうなる(あきらが菜々子の姿のまま千本木とくっつく)のも十分
あり得るだろうとは思ってましたが、本格的にその流れっぽいですねえ。
個人的な意見としてはそれに至るまでには一応、あきらが菜々子に対してある種のけじめを
つけないといけないんじゃないかなーと思ってたりするわけです。菜々子は客観的には
あんまり魅力がないキャラクターですが、それでもあきらは惚れていたわけで、
その菜々子に幻滅するなり、この人とは自分は合わないなーと悟るなりして区切りを
つけようよと。つまり本当に好きって思える人はどういう存在なのか分かろうよと。
まあここらへんは自分が入れ替わったもの同士の絡みが好きっていう部分があるから
言ってるとこもあるんですが。
この物語で今の入れ替わった状態をどうにかしたいと思ってるのはあきらだけなんですよね。
周りの人間は知ってる知ってないに関わらず今の状態がいいと感じてる。あきらの家族さえも。
唯一同情してくれてた菜々子父も本音でいえばこの状態が悪くないと感じはじめてる。
だからあきらが今の状態を受け入れればこの物語は本質的に終わるんです。その部分を
堅持したままここまで続けてきたのは本当にわかってるなあと思います。でもここで
元に戻るしろ戻らないにしろそこのとこに白黒をつける場面に来たわけですよ。

勝手知ったる元の体に戻りたいというのは嘘じゃないだろうが、千本木があきらのことを
想ってたというのをあきらは無視できなかった。その先のことを考えたのかはわからないけど
ともかく装置を外してしまって、そこで押されるボタン…と、これはかなり怖い引き。
典型的な「さらにバラバラに入れ替わるオチ」の流れなんですよねこれ(笑)。8年近く続いて
じっくりギャグを交えつつも心情的な面も丁寧に紡いできた作品でまさかそんなオチがついて
しまうんだろうか、という不安と、森永あいという作家ならやってもおかしくない(笑)と
いうものがあって。まったく次の号を見るのが怖いぜ…。
2009年07月20日
『オレンジチョコレート』第1巻
別冊 花とゆめ で連載中
『オレンジチョコレート』(著者:山田南平)
単行本 第1巻 [Amazon]

なんとなくタイミングを逃しまくっていたので1巻発売という節目っつーことで
今更感想など。というのも連載されているこの作品を読んでいてなんか感想が書きにくい…と
なんとなく思ったのがありまして。自分の中でもそこのとこが上手く説明できないで
いるもどかしい状況だったりです。いや描きたいことはよく分かるんですよ。
ちろはまるで美人の女性みたいな律の外見や舞踊をこなせる振る舞いにあこがれていて、
律は根っこの部分で女性になりきれていないからちろに学ぶべきことがあると
思っている。そんな二人が入れ替わる物語。
書きにくい理由をなんとか捻って考えてみると、それは入れ替わりのお約束イベント(特にちろになった律)が
あんまりないっていう単純な話じゃなくて、恐らく各キャラが立ちすぎていることや、
入れ替わりという事態でのドタバタより、入れ替わったことでこなすべきこと(舞踊を踊ることとか)を
どうこなすかの方へ意識がすぐ行ってしまうこと。そこらへんの影響で読者側の意識の
フックが引っかからないままどんどん話が展開しちゃうような印象を覚えるんじゃ
ないかと。
自分は少女漫画もそこそこに読むけど、たまに感じる“作品に入り込めない感覚”を
この作品に感じてるわけで。しかしこれはこれでちゃんと一通り筋は通ってる
話にはなっているし、文句を言うほどのレベルの話でもないんで、だから感想が
書きにくいという感じに落ち着くわけですよ。
まあ本編ではちょっと入れ替わりという部分で新展開がありそうなので、感想が
書きたいーと思える展開を期待です。
2009年07月12日
『逆転ハニー』第3話
7/10(金) 発売
LaLa スペシャル 8月号 [Amazon] 掲載
『逆転ハニー』(著者:時計野はり)
第3話
また神様に入れ替えられてしまっている健吾と蜜香。またキスで戻ろうとした時、蜜香の
中学以来の友人である白石皐(さつき)がその行動を阻み、そして健吾の姿の蜜香に
対してもう蜜香に近づけさせないと言い放ったのだ。そして元に戻れないまま健吾は皐と
過ごすことに。合間を縫って蜜香と接触できた健吾だったが、何故か蜜香に元に戻ることを
拒否されてしまう。そして翌日、健吾は蜜香が皐と剣道の勝負を挑んだという話を聞き
その場所に駆けつけるのだが。

今回も良いです。キュンキュンきます。
新キャラの皐が今回の話の鍵になってくるわけだけど、健吾の視点では皐は面倒くさい人物で
この状況をどうやってごまかすかとしか考えられてないのに、蜜香視点では
あくまで正面からこの事態(健吾が蜜香にまとわりついている悪い男として
捉えられていること)を対処するかを考えてる。こういう芯がある部分と
入れ替わりもののお約束とのドタバタのバランスが絶妙で素晴らしい。
あとこれはあんまり他にないんだけど、元に戻ろうという男の子側の提案を女の子側から
拒否されるシチュエーションて好きだなあ(どんなだよ)。少なくともこの作品では
普段の時は健吾の方がリードしてるけど、この入れ替わった時の対処に優位に立てて
いるのは蜜香の方(本人は意識してないだろうけど)の形になってしまうという図式が
あるわけで。タイトルの「逆転」は単なる体の入れ替わりじゃなくてそこにも
かかってると思うわけですよ。
とりあえず作品の命題として健吾が孤独を脱して周りと接していけるように
なるか(こう書くとなんか重いが)とか、健吾が蜜香とちゃんと付き合える
ようになるか、といった部分がまだ落としどころを迎えずに残っているので、
まだまだ作品続けていけると思います。新キャラの皐も単なる融通の利かない
だけのキャラにはなっていなくてかわいいなあと思うし、さらなる続編に
期待ですよですよ。


