2006年10月21日

『転校生』リメイク「シリーズ2 さよなら あなた」(仮)


映画 『転校生 シリーズ2 さよなら あなた』(仮)
2007年夏公開予定

24年ぶり映画「転校生」舞台は長野

うちのサイトを見に来られる方ならとっくにご存知だと思いますが、かの入れ替わり 作品の代名詞的作品『転校生』が、前作も監督を務めた大林監督の手によってリメイク されるとのこと。とても朗報だというのは間違いないのですが、私個人としては リアルタイムで前作を楽しんだ世代では無いので(物心ついた時には既に過去の作品だった) 今回のことは割と落ち着いて聞きました。

個人的にはどうせ作るなら別の監督にやらせても良かったんではないだろうか、と思ったりです。 例えば今回のヒロインとなる蓮佛美沙子嬢などは 顔立ちなどが(失礼かもしれないけど)小林聡美に通ずる野暮ったさがあって、恐らく大林監督なりの こだわりなんだろうと窺いしれるのですが、どうもここらへんのセンスが前作の頃から 変わってない、と感じてしまうわけです。また監督は記事で「映画は裏切ってナンボなので、あっと驚くラストになっています」などと語ってますが、 別に王道ものは変に奇をてらう必要はなく、王道らしく作ってほしいです。

また前作でやっていた地元との協力して映画を作るという手法は今回もやるらしく、 今ならボランティアで映画製作に参加出来るそう です。さすがに自分は参加するのは無理ですが。上の記事での「シリーズ2」という発言は なんとなく言ってるだけかと思ったら脚本にまで書いてあるのでこれからシリーズ化されると 考えていい…のかな? さらにどうでもいいけど夏公開で今の時期から撮影開始するとなると本編中の季節はどうなるのだろう。

色々言いましたが、映画やテレビという不特定多数の目に触れる媒体で作られると やはり認知度が抜群に違うため、今回はちょっとした祭りになりそうです。既にかなり 多くのメディアで報道されているので、来年の公開までに漏れ伝わる情報だけでも 十分楽しめそう。首を長くして待つことにしませう。

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2006年10月10日

『パパとムスメの7日間』


小説 『パパとムスメの7日間』(著者:五十嵐貴久)
朝日新聞社 10/6(金) 発売




タイトルなどからなんとなく想像ついたと思うけど、当作品は映画『転校生』に代表されるよう ないい話系の作品。つまりギクシャクした二人が入れ替わりという文字通り相手になることで 相互理解を深める点に主眼を置いた話。女子高生が絡んでくるということで色んな期待を 抱く人もいるとは思うけど、あくまでそのいい話の入れ替わる対象が父親と娘だったということ。 その点を踏まえた上でこの作品を改めて評価しても、まあまあよく出来ていたんでは ないかなーと思う。

当作品は父親と娘の視点を交互に描写されていて、二人の心理がわかるというユニークな手法を取っている。 個人的にはやはり娘になってしまった父親の心理状態に興味津々だったのだけど、思っていたより そういった描写は淡白で、どちらかというと感情の起伏が大きい娘が見た、娘になった父親の様子の 描写の方が萌える(笑)。また典型的な目隠しイベントが あるのだけど、これが結構克明に描かれていて非常に良かった。

人間関係という意味では壁を作ってるのは一方的に娘の方なので、父親の仕事を体験しながら 色々な思いを巡らせる娘という描写が多かったように思う。仕事関係の描写が妙に具体的なのは 恐らく作者の実体験が多少なりとも入っているからだろう。逆に娘というか女子高生を体験する父親 は、もうちょっと見てみたかったなーというのはあったかな。(美味しい場面もちょっとだけ あるけど) 終盤のカーチェイスなどは ちょっと驚く展開だけど、これ絵で見たら案外面白い気はする。

TSF小説を読みなれているものにとっては異性を体感する場面に物足りなさを覚えるかもしれ ないけど、実はこれ雑誌掲載時と比べるとそういう部分はかなり加筆されている。
個人的には結構好きな方の作品で、実写化すると面白いんじゃないかーとか思った。 下着姿にまでなってくれて演技が出来る女子高生がどれだけいるのかは分かんないけど、 やっぱりこの父親と娘って組み合わせには弱いんだよね。

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2006年10月02日

神作品『部長OL』


フジテレビ系列 10/2放送『世にも奇妙な物語 06 秋の特別編』より
『部長OL』




素晴らしいとしか言いようがない。

情報が出てから放送されるまで長かったので期待はかけすぎるのは危険だったけど、 今回はその期待に見事応えてくれた。 ストーリーはネットのTSF創作小説のそれに極めて近いのだが、表現を一般におもねる ことなく、TSF的エッセンスを損なわず映像化出来ている傑作と言っていい。ちょっと いい話を匂わせておいてこのオチ、というのも大変素晴らしいのだが、 それに加えてちょっとひねた遊びを入れていて最後にクスっと笑わせる。 (しかもそれが意識してないんだろうけど、TSFファンには某作品を思わせる嬉しい 結果になっている)そして最後のタモリ! いやいや素晴らしい。
元々入れ替わりものはそのコミカルさこそが万人に通ずる魅力なんであって、 変に感動ぶったり長編シリーズに仕上げなくたっていいと思うのだ。

また釈由美子の演技も素晴らしかった。今までこの手の実写ドラマでは、中身が男性になった 女性を演じる女性は、変に男を意識して捨て鉢に「あぁー!?」と大声を出したり、 せわしなく髪をかきむしったりとか、わざとらしい演技が多かった。 でも釈由美子はわざとらしくなりすぎず、いい意味で抑えた演技になっていて非常に良かった。 これは個人的なことだけど、入れ替わりドラマの女性はなんかアクが強い顔立ちの人が多かった だけに、グラビアアイドル出身の釈はひっかかりが少なくて良かった。それにスタイルが 恐ろしく良いから、どういうポーズを取っても女性としての上品さを失わないのが凄い。

そういえば冒頭は紹介ページに 載っている内容はほとんどなかったなあ。恐らく実際は撮っていたけど、尺の問題か物語のテンポを 意識したかでカットしたんだろう。でもこれはこれで前もって読んでいた人にとっては、 物語を補助する関係になっていて、結果的に読んでいて良かった形に。 また近年の『世にも奇妙な物語』は、権利関係はクリアになっていてソフト化を相当 意識しているため、過去の作品と違って将来のDVD化も期待出来る、という 至れり尽くせりな状況。
ここまで凄い作品はなかなか出ないと思う。もちろん個人的に殿堂入りです。 ありがとうございました。

posted by クロエ at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 実写作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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