2008年02月11日

『パパママムスメの10日間』がスタート


朝日新聞社 小説トリッパー 2007年冬季号 [Amazon] 掲載
『パパママムスメの10日間』(著者:五十嵐貴久)
第1回




昨年7月にドラマ化もされた『パパとムスメの7日間』の待望の 続編がスタートしていた。みのむーさんの記事で そのことを知り慌てて掲載雑誌を取り寄せてみた次第。
ストーリーは前作から2年後。高校生だった小梅は大学生になり新たに大学生生活を始めようとしていた 矢先、今度は父に加えて母も入れ替わりに巻き込まれてしまったというもの。父と娘が入れ替わる というのも結構冒険的な設定だったが、それをさらに一歩進めたのだから大したものだ。

1回目は入れ替わった時点で話が続いているのでまだなんとも言えないけど、 今回の話は前作の軸でもあった「父娘間の断絶」といったような明確なテーマがない。 せいぜい母が「主婦だって大変なのに家族が分かってくれない」というぼやきを 言っているくらい。それに加えて大学生と主婦というカテゴリは割と社会的な 縛りが少なめなので、話を転がすには難しそうではある。 そこは作家の腕の見せ所なので期待しませう。

読んでて気がついたのだが、今回はかなりドラマ版を意識している。原作の前作では そんな気配まるでなかった西野と中嶋がつきあいはじめている設定とか、原作には 登場しなかった桃が登場しているなど、ドラマとの整合性を意識していないなら 出てこない部分である。もしかしたら既に話が進んでいるのかもしれないが、あわよくば ドラマ版も続きが作られるかのような作りになっている。ドラマ版も大好きなの でwktkして待つことにしよう。

posted by クロエ at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする