2009年01月25日

とある魔術の禁書目録 該当話


TVアニメ
『とある魔術の禁書目録』公式サイト
該当 第15〜17話

原作の第4巻のアニメ化。まあ入れ替わりとして美味しい部分は 大体済んでしまったので取り上げてみる。全世界の人間が入れ替わって いるが、本人はそれを認識できないという未曾有の入れ替わりワールドな話。





この作品は原作に多かった設定を解説する描写をアニメ版でも無駄に忠実に 再現してしまっていて、アニメとして観た場合、非常にテンポが悪かった のだけど、このエピソードに関してはよく練り直されている。原作になかった エンゼルフォールの起こる前の日の描写を描いたり、割と無駄だった 世間を賑わす殺人犯の件はばっさりカットしている等々。入れ替わる キャラもいくつか整理されていて(主人公の知人に偏り過ぎてはいるのだが) 分かりやすさは増している。

おかしくなった一般人をもっと出したり、気付かないが故のエッチい シチュがもうちょいあると入れ替わり的には美味しかったけど これ自体がある目的のためのトリックという位置付けなのでまあ仕方がない。 主人公が巻き込まれないこともあって、状況はそれなりに美味しいの だが見ててドキドキするかって言ったら実はあんまりしないんだけど、 こういうちょっとヒネくれた入れ替わりモノが映像化された のは良いです。

 

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2009年01月18日

鏡原れぼりゅーしょん


一迅社 一迅社文庫
『鏡原れぼりゅーしょん』 [Amazon]
著者:林直孝




高校生男女三人によって起きる入れ替わりライトノベル。所謂ライトノベル読みの感想を ネットで読むとあまり評判は良くないのだけど、自分の中ではすっげー良かった。 ライトノベルで入れ替わりを扱ったものはそれなりにあるのだけど、案外ちゃんと 「入れ替わり」をやってくれてるのは少ない。どこか小難しい主題を別に用意して 入れ替わりの面白さが薄められてしまう。良くも悪くももっと馬鹿らしくていいのになー と思った。この作品のように。

周りの舞台設定も一見シリアスな素材を用意しているようでいて、実は 単なるダジャレだったりと肩透かしを食わせることが多く、まあこれは読んでると 分かるのだが要するに主人公がヒロインの姿でずっとドギマギしている様子こそが 描きたいのだ!という潔さの現れなのだ。『女の子のキモチ』にも 通ずる、余計な要素は適当でいいんだよ感と言ってもいい(笑)。

作品的にも万が一続いたことを考えて敢えて未消化要素を残しているようだし、 是非続編を期待したいところ。

 

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2009年01月11日

逆転ハニー


今年はもう少し更新できるように頑張りたいと思います。
昨年取り上げたかった作品がいくつかありますので出来れば そういったものを定期的に取り上げていきたいと思います。


白泉社 LaLaスペシャルLaLa 2008年10月号増刊)掲載
『逆転ハニー』
著者:時計野はり




昨年とても良かったと思った作品の中の一つ。作者の時計野はり氏は以前に『ヒミツの扉のくぐり方』という 入れ替わり作品を描いていて、今回もこの時と同様に女の子視点の話になるのかな、と 思ったが、読んでみるといい意味で期待を裏切られた。

幼馴染の高校生の男女、荒んだ性格の男の子とちょっと天然入ってる女の子。はっきり 口には出さないけど、お互いを大事に思っている。そんな二人が入れ替わるという設定は もうツボもいいとこで。言ってしまうと男の子の方がツンデレなわけだけど 着替えという状況にもうろたえてしまっている態度がかわいくてしょうがないッス。





まあ昨今の作品だと普通こういう状況だと女性の着替えをドキドキ体験しつつ、 他の女生徒の着替えも見れてウハウハという流れが多いんだけど、この作品は、 大事に思ってる幼馴染だからこそ、そういうのを受け入れることへの もどかしさみたいなものが上手く表現されてていとおしいなあ、と思うわけですよ。

キャラ造形もいいし是非続きを読みたい作品。連載までいっちゃうと話がダレちゃう かもしれないけど、この状況に振り回される二人をまた見てみたい。

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