2009年03月29日

『ないしょのつぼみ』(第6期)/第1話


小学館 小学五年生 4月号 [Amazon] 掲載
『ないしょのつぼみ』(第6期)(著者:やぶうち優
第1話




ちょっと遅くなったけどこの作品を。学年誌における入れ替わりものといえば『ひかる♂♀パニック』以来。 いいねいいね最高だね!この作品では入れ替わりの条件が「同時にあくびをすることで入れ替わる」というもの。 『ないしょのココナッツ』とかでもそうだけど、元に戻ろうと思えば戻れるものの少し条件が難しいという バランスは話に緊張感が生まれて良いです。あくびしやすいように両者寝不足状態にすれば入れ替わりは しやすいけど入れ替わった状態でどちらかがくっきり目が覚めちゃうと今度は元に戻りにくい、という。





最初この作品が該当と聞いた時ちょっと驚いた。知ってる人は知ってると思うけど、この『ないしょのつぼみ』シリーズと いえば性教育をテーマにした作品という知識があったから。初期の頃には大きなお友達関係で結構話題に なりOVAにもなったりしていた。で、改めて調べなおしてみるとこのシリーズ、最近は結構 なんでもありになっており宇宙人や超能力やパラレルワールドが登場するような、性教育テーマは割と抑え目で どちらかといえばファンタジー系少女漫画という趣きらしい。

まあそういった前知識があったためこの作品は、小学生の男女が入れ替わって異性としての 性の目覚めを体験してしまうアブノーマルをぶっちぎるすごい漫画になるんだろうかとwktkして しまったけど、まあノーマルな入れ替わりものに落ち着きそう。第1話は15ページという 少ない枚数の中人物説明・入れ替わり展開・入れ替わり法則判明までやってしまっているので かなり駆け足気味だけど、次回以降はまあ王道なドタバタを期待したいですな。

 

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2009年03月08日

『僕と彼女の×××』と入れ替わりのオチ


先日書いた雑記にコメントをいただきまして。
コメントをいただいたもえじろさんは『僕と彼女の×××』をメインコンテンツとする サイト、もえぎ色ネットを運営されている方でした。 すごい!
当サイトの記事を紹介いただきましてとても ありがたいことです。
その記事の中で「決着のつけ方」という部分に言及されていましたので、 どちらかといえば一般の方へ説明することを想定とした文章を書いてみましょう。


普通の人が入れ替わりを扱った作品を見る際には特にこだわりというものは ないと思うのですが、こと入れ替わりが好きな人間には入れ替わりの顛末という 部分は重要なウェイトを占めます。
入れ替わりを扱った作品は数多いのですが、その顛末はどうなったかといえば 大きく以下の3つのパターンに分けることが出来ます。

(1)元に戻る
(2)さらに入れ替わる
(3)戻らない

(1)の「元に戻る」はもっとも多いパターン。この場合、物語における 入れ替わりという現象のポジションは「ちょっとした事件・事故」というもの。 そして入れ替わった当事者にしてみればその状態は「異常な状態」であるため、 そのことが解決されることは作劇上のオチとしてはもっとも自然な流れです。

(2)の「さらに入れ替わる」はコメディ作品に多いパターン。
元に戻るつもりがさらにおかしなことに!というヤツです。そのインパクトから オチとしての意味合いが強いため、そこで物語が締められることが多いですね。

(3)の「戻らない」はちょっと稀なパターン。
前述の(1)の解釈で言うならば、「異常な状態」が解決されずに終わって しまったということになります。ホラーものでは割と常道ではありますが、 普通の作品でもあったりします。といってもそれが必ずしもイコールバッドエンド ではないです。

ことTSF好きにとって支持があるのは主に(2)と(3)です。男女の入れ替わり、 引いては男性の意識を持ちながら女性の体であるという状態に面白さを感じている 人間にとってその状態が維持(もしくは新たに発生)されるというのは至高のもので あるわけですね。

先日の『僕と彼女の×××』のオチがどうなるかという部分に 関してですが、この作品では元に戻るということが必ずしも重要ではなく、 あきらの心の持ちようが作品のオチを決定づけるのだと思ってます。 今度元に戻る機会があったとすればそれが上手くいくにしろいかないにしろ 物語を締めるきっかけにはなるでしょう。

敢えて入れ替わり部分のオチに言及するなら順当な予想では(1)か(3)ではないかと 思います。(1)であればあきらの元の体に戻ったことで菜々子への思いを寄せるという流れでしょう。 まあ千本木が性別関係なしに…という可能性もありますが(笑)。
(3)であれば、あきらが菜々子の体のまま千本木と結ばれる特殊BL的なオチか、 もしくは入れ替わったままあきらは菜々子へ思いを告げるというもの。 今のあきらを見ていればどれも考えられなくはないかなと。

色々ひねるという意味で私が考えたのは、例えば(2)のようなことが起こりつつも、 その新たな状態でストーリーが続いていくとかですね。そうなると“オチ”じゃない ですけど、まあ長期連載だったこともありちょっとマンネリ気味なとこもないと 言ったら嘘になるし、こうなったら流れが変わってまだまだ続けられると思ってます。 他の方の予想されたオチというのも伺ってみたいです。

posted by クロエ at 16:00| Comment(0) | TrackBack(1) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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