2011年08月04日

『僕と彼女の×××』第61話


マッグガーデン 月刊コミックブレイド アヴァルス 7月号 [Amazon] 掲載
『僕と彼女の×××』(著者:森永あい)(著者:森永あい)
第61話

会話を椎名に会話を聞かれてしまったあきらと菜々子。しかし椎名は菜々子に対して「上原くん」と話しかける。椎名は元に戻っている今の状態を二人が入れ替わっていると勘違いしたのだった。そして瞬時の判断で椎名の思い込みを肯定し“そういうこと”にしてしまう菜々子。その場に合流した千本木はあきらに対して「もう指輪とネックレスは処分してくれ」と告げるのだった。





椎名は以前入れ替わった二人を見て「まるで二人が入れ替わったみたい」という発言をしているわけで、前回のラスト今までの疑念が確信に変わったとばかり思っていた。ところが椎名は今の状態こそが入れ替わっているものだと思ってしまったわけだ。この展開一見ツッコミどころがあるように思えるけど

「椎名にはあきらとの接点は入れ替わり前はないに等しかった」
「あきら(菜々子)との付き合いの方が圧倒的に長くあきら(菜々子)こそが椎名にとってのあきらと言える」
「菜々子(あきら)は千本木と恋をしたことで女の子らしくなってきたのも割と納得がいく」

以上の点からそう思ってしまうだけの背景を想像することは可能だ。

前回のラストを読んだ時点からこれは結構揉める展開かもわからんね、と思ってただけに良くも悪くも裏切られた感じ。この展開ってのは椎名の天然ぶりを物語るだけじゃなくて、今や入れ替わった状態こそがあきらにまつわる人たちにとって望まれる状態なんだ、とあきらが改めて思い知る流れ。あきらも入れ替わりのことを両親に告白しようとしていたし、揉めてでも全てを明らかにして受け入れてもらうってのも選択肢としてはあったと思う。

次回が最終回であるにも関わらずあきらの態度ははっきりしていない。「また入れ替わった状態になるかどうか」という葛藤は他の作品には見られないものなので、これはこれでまた面白い展開になったなあとは思う。まあ今まで入れ替わりを発生させたいと思っても中々起こせない展開が続いてきたのにそう簡単に上手くいくかな?という面白展開に期待を残しつつ次回を待ちます。

posted by クロエ at 12:53| Comment(0) | TrackBack(1) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする