2013年10月21日

『思春期ビターチェンジ』単行本第1巻




『思春期ビターチェンジ』紹介ページ
(著者:将良)
単行本 第1巻 [Amazon] 2013年10/15発売!

佑太(ゆうた)と結依(ゆい)は、小学四年生のある日、ぶつかった瞬間に互いの身体が入れ替わってしまう。 ボクのカラダにキミのココロってどういうこと……?
現実に戸惑い、揺れる──少年少女ほろにが青春デイズ!
(紹介ページより)

こちらの作品は元々著者の将良さんが自身のサイトにて 『ちぇんじ』のタイトルで発表されていた作品。私も検索で発見してこれはいい作品だと思い感銘を受けた人間でした。商業作品ではないこともあってあんまり偏った見方の私がコメントを出すのはどうかなと考えたりしてこっそりサイトへのリンクを貼るに留める形で応援したりしていました。(相互リンクしていただいたみたいでありがとうございます。)
その作品がコミックポラリスさんに見出され今回めでたく単行本発売。ようやく感想を書いていい状況になりましたので書いていこうかなと。

作品全体が好きなのはもちろんですが特に「あ、これはすごい」と思ったのは高校生編の「ずっと二人で」というエピソード。なんですが今回の単行本はそこまでいってないのでこの語りはまたいつか。
今回の単行本では入れ替わった小学生編から中学生編。著者の将良さんは長期間の入れ替わりを特に意識したわけではないみたいなことを言ってますが、入れ替わりものの王道展開(例えば『転校生』とか)でもし戻れなかったら…?というifは、この手の作品が好きな人間ならやっぱり想像することなんですよ。そこに応える形にこの作品はなっていると思います。

佑太と結依は歳相応の男の子・女の子なので、体が入れ替わっても相手になりきれるように器用じゃない。そんな2人がぶつかりながらも協力していく姿が微笑ましいなあと思いつつもニヤニヤしてしまうわけですねw この巻での印象的なエピソードといえば第9話「初潮」でしょうか。生理の描き方って難しいんですけど、他の作品と違うのは生来の女の子の結依だって経験したことないってとこです。そんな重要なイベントを男の子に取られた心理というのは今作品の設定でないと到達しえない境地という感じですね。

というわけで入れ替わり作品を数多く見てきた筆者が自信持ってオススメ出来る作品です。

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2013年10月14日

ドラマ『山田くんと7人の魔女』感想


ドラマ『山田くんと7人の魔女』全8話が先日終了したので最終的な感想を書こうかなと。

『山田くんと7人の魔女』公式サイト
全8話。DVD-BOX 2014年2/7発売 [Amazon]

このドラマ版自体は対象視聴者としてかなりティーンを意識していて全体的に良く言えばコミカル、悪く言えばアホっぽい作りになってました。まあでも非日常的で漫画っぽい要素を扱うので個人的にはそれ自体は全然ありでした。今回のドラマ版をざっと振り返っての印象はとしては基本的には原作に沿ったものだけど短い話数で苦労してるなあ、と。他のドラマと比べて一ヶ月遅れて始まったにも関わらず他のドラマと同時期に終わったのを考えると元々期間調整用に短い尺だったようですね。

そうするとタイトルで「7人の魔女」と銘うってることもあり、主人公の山田が色んな魔女に振り回されて四苦八苦するのがどうしても話のメインになっちゃうと。自分は原作を毎話追ってる立場なのでどうしても原作と比較しての話になってしまうんですが、原作のように最初の能力であるところの入れ替わり能力を掘り下げて描くことは出来ないのは仕方ないと思いつつも残念でした。というか作品のタイトルから考えるとこうなるのはむしろ自然であったわけでかえって原作の入れ替わりへのこだわりの良さを再確認した次第です。

いくつか見所を拾っていくと
入れ替わりの能力であり物語の最初を飾る第1話。



原作の大体1巻分に相当。画像のようにベタな探索シーンとか中々ストレートでいいのですけど、顔芸しまくったりとマンガっぽいシーン多数。ちょっと尺の短さの関係で会話の溜めが少なくて深みがないのが残念ですけど第1話に限って言えば王道の入れ替わりストーリーなのでまあ良かったのかなと。ネットの感想を拾ったりすると入れ替わりが割と簡単に元に戻ったりするのがそれなりに新鮮だったようです。

この後は原作には入れ替わりを中心にしたエピソードがいくつかあったんですけどドラマ版ではバッサリカットorz。原作では入れ替わり率も結構高い伊藤雅がドラマでは入れ替わり率0%にはさすがに唖然としました。それでもちょっといいかなと思ったのは第7話。




山田がうららのことが好きなんだと自覚してから入れ替わることになったというシーン。鏡を使ってキスしたりとか興奮して悶えてしまうというものでここは明らかに原作の表現越えてるっていうかw ちょっと倒錯感ありましたね。

全体的にはキスを積極的にネタにしようっていうところがあって実際野郎同士のキスとかもいい意味でくだらないギャグになってたと思います。個人的には「これはこれでありだけどもうちょっとじっくりみたかったという感じでしょうか。もう1話あれば入れ替わりを使った遊び心のあるエピソードである原作第10話も映像化出来たかなーとか、まあ言い出せばキリがないですが。

テレビのドラマシリーズとして入れ替わりものが使われたのは3年ぶりくらいですけど世間一般の反応を見ていても入れ替わりものが今でも十分通用してるなあーという感触は十分ありましたね。

posted by クロエ at 03:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 実写作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする