2009年06月03日

『ないしょのつぼみ』(第6期)/第4話


小学館 小学五年生 7月号 [Amazon] 掲載
『ないしょのつぼみ』(第6期)(著者:やぶうち優
第4話

今回はつぼみが初ブラする話。





この作品には大体大きく3つの要素がある。
・つぼみの恋愛
・性の目覚め
・入れ替わり
どれもそれ一つだけでメインテーマを張れるだけの魅力があるものだ。 問題なのはこの作品がそれ全部を一気に消化しようとしていること。 しかも1話16ページという制限の中である程度の起承転結もつけないといけない。 これは大変難しい…というか正直上手くいってない気がする。

入れ替わりという設定があんまり活かされてないっていうか、むしろ入れ替わりの 設定が作品全体の足引っ張ってるように感じる。つぼみの思春期の性の目覚めの 描写で想定読者であろう小学五年生女子に共感してもらいたい部分なのだが、 入れ替わりが発生するとそこまでの流れが阻害されてしまう。男の子が 入れ替わってそういうことを体験することになるわけだけど、それが単なる ハプニングでしかなく、それがあったからどうしたという部分がない。

例えば天空が女の子に理解がなく、つぼみと同じくらい積極的な性格な男の子であれば、 文字通り女の子を身を持って体験することで溝が埋まっていくといった流れが 出来たかもしれない。が、今のところひたすら受身でどうにも存在感がない。 すぐに元に戻ることが出来るっていう縛りの少なさもあってかつぼみも この入れ替わりをあんまり深刻に受け止めていないように見える。 この第6期では入れ替わりというものが今までのシリーズと大きく差別化する 要素だったはずなのでもうちょっとその辺を活かしてもらいたいんだけど…。


 



posted by クロエ at 23:00| Comment(1) | TrackBack(0) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
つぼみが入れ替わってしまった物のあくびをしてから12話は最後まで泣けました!
Posted by ぎる at 2013年08月25日 01:40
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