2011年03月18日

新連載!『ふたりのヒミツ。』第1話






講談社 なかよし 4月号 [Amazon] 掲載
『ふたりのヒミツ。』(著者:茂呂おりえ
第1話「PM 6:00のふたり」

高校一年生の西條姫々(きき)はモデルや子役で人気を得てCMまで務める人気者。 でも中身は先日喧騒から守ってくれた男子生徒の匠に憧れを抱く恋する女の子。 彼女が通う右城高校には都市伝説があり、匠たちの通う左城学校とをつなぐ中城校舎の 階段の鏡のある踊り場でカップルがキスをすると魂が抜かれてしまう、という。 そんなある日の放課後、姫々は忘れ物を取りに校舎を戻るとその踊り場で、匠の 友達の哲平とぶつかり唇を合わせてしまう。そして気付くと2人は入れ替わっていた。


素晴らしい!


個人的な感覚だけど、ここ最近の商業作品の該当はどこか ニッチなところに攻めてるようなものが多いような感覚があって 思いっきり食いつきたくなるようなタイトルをどこか渇望してました。 それがついに来たってもんですよ!しかも連載ですよ!連載!プロデューサーさん!

話の作りも第1話の最大の見せ場である入れ替わりという大事件をドーンと表現するために 実はそう単純でもない人間関係を匂わせつつ、そこに合わせ鏡の都市伝説の 話を散りばめさせ、徐々にその場面に向かって盛り上げていく流れは盛り上げ方は 素直に興奮。
少女漫画誌では連載と言いつつ全3回だったりという場合もあったりするけど、 この作品は色んな方向へ話を転がすことが可能な要素を伏線として設定して あるのでシリーズものとしてやっていく本気を感じまするよ?





そして入れ替わりもののお約束で自分も大好物の「自分になった相手を見て驚く」 っていう絵があるんですけど、その場面を見開きまで使って表現した作品は 自分が知る限りないです(笑)。入れ替わり好きな皆さんは是非掲載誌買って確かめてください。
あと主人公の姫々が素晴らしい。まさにアイドル的な人気があってかわいくて 読んでてこっちが恥ずかしくなるくらい恋に恋する女の子。まさに女の子として 完璧と言ってもいいくらいの存在。そんな女の子を男の子と入れ替えてしまうなんて この作者はなんてひどいことをするんだー(棒)。

あとこの入れ替わり、入れ替わるための条件がかなり厳しい。鏡を運ぶ業者が偶然 居あわせて合わせ鏡を発生させてその上でキスという、まさに偶然中の偶然。 軽く二度と元に戻れないレベル。しかもキスとなると心理的な抵抗が大きい。 この入れ替わり状態はかなりの間戻るきっかけすら掴めなさそうですなあ。 人生の楽しみがまた一つ増えたぞーい。これからの展開にもう期待しまくっちゃってヤバイ。

posted by クロエ at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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