少し前の話ですがいつものようにネット検索で該当作品の情報はないかと 探していた頃、驚くべき記事に遭遇しました。
困ったときの『中の人の入れ替わり』ネタ 4作品
この記事を書かれたのは漫画を描いた当の本人である漫画家の立原ほたるさん。
過去の著作物を紹介するという趣旨で画像付きで作品を紹介されていたのでした。
立原さんが入れ替わり作品を手がけていたという話は、その情報の一部がサイト・てっつ庵に 紹介されていたので知ってました。しかし、ここにはさらに知らなかった作品まで 紹介してあったわけです。
さらにはここに紹介してある作品の一つ
いやこれはとんでもない情報をみつけたぞ!ヽ(゚∀゚)ノフォーーーーーーーーッ!!!!と非常に驚いた わけなのですが、上に記したような悔しかった過去もありどうしても作品のことを 知りたかった私は思い切って立原さん本人に問い合わせのメールを出してみました。
そうするとなんと!快く作品のことを教えていただける旨のメールを返してもらいました! 思い切ってみるものですね。立原さんは気さくな方で突然の無茶なお願いだったのにも 関わらず聞いていただきました。改めて御礼を申し上げます。その後の数回のメールの やり取りを通して立原さんが手がけた入れ替わりを扱った全4作品の情報を教えて いただきました。本当にありがとうございました。m(_ _)m
そういえばうちのサイトでは入れ替わりのパターンを大きく4種類のアイコンで 示してますが、立原さんはちょうどその4パターン全てを描いていることになります。 すごいなあ。
残念ながらいずれの作品も単行本には収録されておりませんが
それら4作品を紹介しようと思います。
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秋田書店 デジール 1990年2月号掲載
▼あらすじ
香の父親は娘かわいさ故に、香が最近本田という男と付き合っているのが面白くなかった。 そんなある日、街で酒を飲んでいてたまたま本田と出会ったところ誤って二人は階段から 転げ落ちそのショックで入れ替わってしまう。仕方が無く本田の家に行くことになった 二人だが、ここで父親は本田は香との旅行を目論んでいたことを知った。しかし父親が代わりに 旅行に行くと言い出して…。
父親とその娘の彼氏が入れ替わるということで、父親にしてみれば大事にしてる娘を 奪おうとしてるヤツになっちゃったわけで、その心境たるや複雑でなかなか面白いです。
コミカル描写もそこそこに、父親もなんだかんだと文句を言いつつも娘の幸せを 願っているのだ、というホロリと泣かせるいい話でした。
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秋田書店 Collet 1994年7月号掲載
▼あらすじ
川口年男は隣に住む看護婦の進藤典子に憧れていた。そんなある日たまたま典子と飼い犬のシロと 一緒に散歩に行くことになった年男。ところがシロが車に轢かれそうになり典子にいいところ見せようと したが、一緒に交通事故に巻き込まれてしまう。そして気がついた時には何故かシロと入れ替わっていた。 憧れの典子と近くに居られると喜んだものの典子は同じ病院の先生とつきあいがあったことを知り ショックを受けてしまう。
この話はあまりテーマとか深いものはなくて、強いて言うならディズニー的な娯楽に突出した作品。 犬になっても「このままでもいーやー」とか言っちゃってるし(笑)。落ちも非常にこの方向性に忠実な 漫画的な終わり方でした。そういえばちょっとエッチ描写が多めなのは掲載誌の方向性が違うからなのかな?
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秋田書店 デジール 1994年8月号掲載
▼あらすじ
八百屋を営む恩田誠と恵理子の夫婦。恵理子は妊娠していてその苦痛などから家事などが上手く 出来ないでいたが、誠はあまりそのことを理解しようとしてくれない。そんなある日、トラックで 仕入れに出た二人は口論となり、事故をおこしてそのショックで入れ替わってしまう。 誠は思いもかけず妊娠の苦労を知ることに。そしてついに出産という段階になり 誠はその痛みに耐え切れなくなってしまって…。
話全体に渡って出産にまつわる描写が詳細に描かれており、恐らく作者様の実体験が かなりの部分で活かされてます。対象としていた読者は未だ出産経験のない女性といった層 だと思うのですが、作中の誠同様女性は大変なのだなあと素直に感心してたりして。
入れ替わったことによる周囲との行き違いなどといった要素は思い切って描かず、あくまで 夫婦の話に徹しているため話として非常に上手くまとまってますね。いい夫婦だなあ…。
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秋田書店 デジール 1995年11月号掲載
▼あらすじ
男の子と女の子の二人子供がいる高橋家。その高橋家の母親は最近家族がみんな自分勝手で 不満が募る日々。そんなある日、母親が娘の玲奈の忘れ物を届けに学校へ行ったところ、誤って 体をぶつけてしまいそのショックで二人は入れ替わってしまった。玲奈は堂々と学校がさぼれる などと母親として過ごそうとするが、買い物や炊事に追われいつもの母親の苦労を知ることに。 その一方で母親は女子高生として遊びや恋愛を楽しんでいて…。
娘が母親の苦労を身をもって体験するといった真面目な話になりそうな一方で、母親が娘の生活を 楽しんじゃってる姿がとてもユニーク。母娘の入れ替わりものって母親になった娘がはっちゃける 場合が多いんですが(『フォーチュンクッキー』とか)、 この話の場合は娘になった母親が思いっきり青春満喫しちゃってます(笑)。個人的にこの4作品の 中で一番萌えました。
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▼まとめ
立原さんの作品はどれも共通して入れ替わりをコミカルに描けていて、 入れ替わりという題材が持っている楽しい・面白いという点を存分に 引き出されているなあと感じました。
一応「このままだったらどうしよう」という不安を抱く描写はあるけど、すぐに それを払拭しちゃう明るさがあって読後感も気持ちいい。 素直に楽しませてもらっちゃいましたね。
個人的には新作でまた描いてくれないかなあなんて淡い期待を抱いてます(笑)。


OD物が大好きな私としては自分のつぼに入ってます
特に年配の女性が若い身体しかも他人の身体でエンジョイするところがいいです
欲を言えば今回の場合は実の娘の身体だったわけですが
これが赤の他人の身体だったらなおさら壷ですね
コミックにされていればよかったのですが
もう古い作品だし今後も期待できないのでしょうね非常に残念です
あらすじだけでも教えてもらってありがとうございました
どうもです。
>これが赤の他人の身体だったらなおさら壷ですね
この場合も味があって良かったと思いますね(^^;
これらの作品が単行本化されてないのは残念ですけど、作者の
立原ほたるさんは現役バリバリの漫画家様ですので、単行本化の希望も
まったく捨てたものではないかなあ、などと思ってます(^^;
結構マジメな話、サイト「たのみこむ」等に収録単行本化の希望を
出すのもありかなあと思ってます。どうでしょう?