2021年02月11日

自主制作映画作品『ザ・フィクション』が発売されました!


以前に11月の記事でお知らせした『ザ・フィクション』がいよいよ発売になりました!
私もDVDを入手させていただきました。なのでおさらいしつつ感想など上げさせてもらおうと思います。

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mf.gif 『ザ・フィクション』

公式サイト
https://movie8282uch.themedia.jp/
Twitter
https://twitter.com/rj8FB0Puc4CUPY8
BOOTH(販売サイト)
https://movie8282.booth.pm/

本作は自主制作映像チーム8282(ハニハニ)さんによって構想に20年をかけ作り上げられた入れ替わりを扱った自主映画作品になります。昨年から私も宣伝等を協力させていただきましたがそれが2021年2月11日にDVD発売に至りました。
元々TSF界隈はアマチュアによる創作が比較的活発なジャンルではありますが、こと映像という形で作品を作り上げようとした方はほぼいないのでそれだけでも大変なことであると思います。

内容は「何の前触れもなく人と人の心と体が入れ替わる現象が実際に起きた世界。入れ替わってしまったことでその人はどう変わったか、それを取り巻く社会はどう変わったか、それをドキュメンタリーという形式でその当事者やその現象の関係者に話を聞いていく」というもの。
その中で識者に話を聞くなどあるんですがいやーこれがなんとももっともらしいですよこれが!w

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私も以前に「異性との入れ替わり状態とはどういうことか」をリアルに考えるとこういう感じに言い方になるだろうな、と思ったことがあります。
他にも作中の世界で、日本の場合はこの入れ替わり現象を指して「OS」と呼ぶと。OSは何かとというと「尾道症候群(onomichi syndrome)」だっていうんですねw ここらへんのウィットさは入れ替わりのことをよく考えてきた人間の思考であってなんか嬉しくなっちゃいましたね。SFがifの事象をあたかも現実のことであるように描くことを指すならば本作は「入れ替わりSF」を名乗るに値する作品であるように思います。

本作には入れ替わってしまったという体で様々な人物が登場するわけですが、商業作品で見かけるような同年代同士であったり生活環境が近い人間は出てきません。それはもし本当にランダムで入れ替わりが起きた場合は単なるドタバタじゃ済まないということです。性別だけでなく年齢・生活環境・肉体疾患の違いがあまりに大きい場合なども描かれます。そしてなおかつ元に戻る目処がまるでないということもセットで。そうした環境に置かれた人間がどう生きるだろうか―そういう作品だったりするんですね。

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もちろんそういう重めの話ばかりでなく、性を超越したものとしての話も描かれます。
男女に対する価値観は人それぞれであると思いますが、現代日本社会において「若い女性」という立場が、ある程度ステータスがある存在であることは理解していただけると思います。完全ランダムな入れ替わりにおいて、その立場を得たもの・その立場を失ったもの。若い女性を堪能する男性の描写は残酷であると同時に魅力的な存在とも言えますね。

また本作は以前の記事にも書きましたがジョーカーさんが協力に参加していることもあり非常にジョーカーさんらしいダークな展開もあります。これはジョーカーさんが好きだった方はグッとくるポイントかなと。またこの入れ替わり現象の世界でTSF界隈の人間はどう反応したか?なんて部分もあります。あとおまけじゃないですけどTSF界隈を面白おかしくいじった部分もあって面白いです。ちなみに私もいじってもらいましたw ありがとうございます。

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TSF界隈の人間にとっては入れ替わりは「永遠のif」であったわけでそれが現実化したらどういう心境になるかなあ、みたいなことはちょっと思ったりもしますね。
本作は入れ替わりを扱ってはいますがこれまでのどの入れ替わり作品とも違うアプローチがなされていて、今までにない光景が展開されている作品です。そういう観点で興味を抱いた方は是非見てみてもらいたいです。


posted by クロエ at 17:30| Comment(0) | 実写作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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