2011年05月15日

『僕と彼女の×××』第60話


マッグガーデン 月刊コミックブレイド アヴァルス 5月号 [Amazon] 掲載
『僕と彼女の×××』(著者:森永あい)(著者:森永あい)
第60話

元の体に戻ったあきらと菜々子。しかし菜々子の再び入れ替わった状態になる意思は固く機械が直るまで2人は入れ替わっていた状態を装うことに。あきらの千本木への気持ちも整理がつかないまま、次の日学校へ行くが2人の様子のおかしいことはすぐに椎名に感づかれてしまう。階段の踊り場で相談するあきらと菜々子だったが、その会話を耳にする椎名の姿が…。





個人的にはメインキャラ4人の中で椎名だけこの入れ替わり騒動への関わりが少なかったので関わってほしいとは思ってたけど、もう物語が終わろうという段階で椎名にバレるという展開がくるとは正直驚き。菜々子と椎名の間は今まであんまり掘り下げても来てなかったから、今さらこっち方面に手を出して大丈夫なの?っていう気持ちが強い(笑)。

今まで椎名が2人を疑っていたことはあるのが今回はほとんど確信に変わったわけだけど、これを描いてしまうと「今までそのことを隠していたことを許せるか」と「椎名は入れ替わっていた状態のあきら(菜々子)と付き合うのはOKなのか」という命題に対して椎名の解答を示さないといけなくなってしまう。これは単行本1巻分の話数使ってもいい話なんだけどなあ。

秋に単行本最終巻が出るという告知から考えて残り話数予想はあと3話か4話。「あきらにとってまた入れ替わり状態になるのがいいことか」「あきらの千本木の気持ちはどうなるか」「菜々子と椎名はどうなるのか」などの部分はなんらかの決着をつけないと物語を締めるには足りない。そこさえ決着がつけば入れ替わり部分のオチはギャグ漫画らしくカオスでもいいですよ(笑)。

posted by クロエ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(1) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月04日

サイト開設7周年になりました



一ヶ月前の4/4でサイト開設7周年になりました。
平凡でもサラリーマン数年やってますと中々まとまった時間が取れないことが多くなってきました。せっかく情報を寄せてもらってるのに反映できていないのは本当に申し訳ないです。情報自体はきちんと押さえていますので遅くなってでも出来る限り反映はしていきたいと思っています。更新できない分のフォローみたいなポジションでTwitterを自分の中では設定しています。こちらは取って出しの情報やら感想やら関連ジャンル等のゆるい書き込みですが、それを含めてのトータルでの入れ替わりマニアックスとして楽しんでいけたらと思います。

自分は自分で作ったリストを眺めるのが好きだったりするんですけど、作品数がこれだけ多くなると作品名やあらすじを見てもパッと思い出せなかったりして記録取ってなかったらと思うと空恐ろしくなったりします。昨年の9月から12月くらいにかけてTS情報サイトの老舗である八重洲メディアリサーチ様がしばらく復活されないということありました。このこと自体は毎年恒例のことだったので最初はあまり気にしてなかったのですが、1ヶ月以上復活されなかった時点で失礼を承知で言いますと自然終了したと思ってしまいました。(無事復活されましたが)

ここで私が考えたことは2つです。
1つ目は私自身情報をまとめるということが大好きで、残念ながら更新は止まっていたけどここまでまとめていた情報がネット上から見れなくなるのは多大な損失なのではないか、ということ。自分のサイトのリストですら「あーこんな作品もあったな」と思うくらいです。誰かが情報サイトを引き継がないと作品へたどり着く道筋がなくなってしまいます。

2つ目はそもそもそこまでのものが求められているのか?っていう割と根幹的な疑問です。インターネットで情報発信源を持つ=ブログを持つ、という感覚になって久しく、最近見た作品に対して感想を書く、それだけで十分なのでは…と。今はどこで該当作品の情報を知って入手に至るかがある程度確立されていると言っていいでしょう。少なくともネットにおいてはTSF作品を知って楽しむというのは、一般的な映画や漫画などを楽しむかのような“普通”の事になっていると言えます。

そこで例えば自分の場合は「自分の好きなジャンルであれば一通りの作品は見ておきたい」という人種なのですね。そういう人種は最近こんなのがあった・楽しんだでは済まず、過去の作品も見てみたい!というニーズが出てきます。自分はその作品にたどり着くために必要になる情報が得ることができるような面を今の自分のサイトにも盛り込むよう目指しているわけです。そういう需要は今ほとんどないような気がしてます。

ここらへん自分でもよくわかってないので、モノ好きな人はなんかコメントいただけると嬉しいです。

私は私の方で今自分がTSF情報サイトを作るとしたらどういう形か検討して試しに作ってみたりしました。私自身TSF好きではあると思うのですが全体を押さえるとこまでの情熱は持ちきれない面がありまして、そういう人間が片手間に作るのは失礼かなーという思いもあり本腰をいれてはいません。(入れ替わりマニアックスも作るために二年の準備期間を必要としましたし)そういった情熱がある人が立ち上げてくれるのがベストなのですが。


こういった話を書きましたけど、この入れ替わりマニアックスは今のような感じで作っていくのは変わりません。ちょこちょこレイアウト変更したりとかtwitterのように何か新しい面白いものがあれば取り入れていったりとかくらいでしょうか。あまり更新は頻繁ではないかもしれませんけど、これは!とビビっときた作品があったら忙しくても衝動で雑記書いたりするくらいの熱い情熱はまだ全然ありますのでこんなんですが8年目もよろしくお願いします。


この七年目で貴重な情報提供・協力をしていただきました
匿名希望(1号)さん、みのむーさん、ほだれ酒さん、阪南さん、かてこーさん、フィニアスとファーブさん、じゅんちゃんさん、チャンネルくんさん、ミチコ さん、(無名)さん、帰宅部さん、未成年だからエロゲしたいさん、左曲がりのJさん、人造人間21号さん、teveshszatさん、こんさん、七氏さん、紅珠さん、飛鳥さん、かちかちくんさん、がりーさん、ティーさん、飛鳥さん、spaceさん、Tarotaさん、いけさんさん、あいさん、ガスターDさん、hiroさん、ぽちょむきんさん、入れ替わり大好きさん、まりあさん、タイトル未定?さん、kdさん、 cさん
はあらためて感謝いたします。おかげさまでサイトがとても 充実したものになったと思います。当の管理人たる私が あまり該当作品を発見できない中で、これらの情報を いただけるのは本当に嬉しく思います。 ありがとうございました。m(_ _)m

posted by クロエ at 01:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月18日

新連載!『ふたりのヒミツ。』第1話






講談社 なかよし 4月号 [Amazon] 掲載
『ふたりのヒミツ。』(著者:茂呂おりえ
第1話「PM 6:00のふたり」

高校一年生の西條姫々(きき)はモデルや子役で人気を得てCMまで務める人気者。 でも中身は先日喧騒から守ってくれた男子生徒の匠に憧れを抱く恋する女の子。 彼女が通う右城高校には都市伝説があり、匠たちの通う左城学校とをつなぐ中城校舎の 階段の鏡のある踊り場でカップルがキスをすると魂が抜かれてしまう、という。 そんなある日の放課後、姫々は忘れ物を取りに校舎を戻るとその踊り場で、匠の 友達の哲平とぶつかり唇を合わせてしまう。そして気付くと2人は入れ替わっていた。


素晴らしい!


個人的な感覚だけど、ここ最近の商業作品の該当はどこか ニッチなところに攻めてるようなものが多いような感覚があって 思いっきり食いつきたくなるようなタイトルをどこか渇望してました。 それがついに来たってもんですよ!しかも連載ですよ!連載!プロデューサーさん!

話の作りも第1話の最大の見せ場である入れ替わりという大事件をドーンと表現するために 実はそう単純でもない人間関係を匂わせつつ、そこに合わせ鏡の都市伝説の 話を散りばめさせ、徐々にその場面に向かって盛り上げていく流れは盛り上げ方は 素直に興奮。
少女漫画誌では連載と言いつつ全3回だったりという場合もあったりするけど、 この作品は色んな方向へ話を転がすことが可能な要素を伏線として設定して あるのでシリーズものとしてやっていく本気を感じまするよ?





そして入れ替わりもののお約束で自分も大好物の「自分になった相手を見て驚く」 っていう絵があるんですけど、その場面を見開きまで使って表現した作品は 自分が知る限りないです(笑)。入れ替わり好きな皆さんは是非掲載誌買って確かめてください。
あと主人公の姫々が素晴らしい。まさにアイドル的な人気があってかわいくて 読んでてこっちが恥ずかしくなるくらい恋に恋する女の子。まさに女の子として 完璧と言ってもいいくらいの存在。そんな女の子を男の子と入れ替えてしまうなんて この作者はなんてひどいことをするんだー(棒)。

あとこの入れ替わり、入れ替わるための条件がかなり厳しい。鏡を運ぶ業者が偶然 居あわせて合わせ鏡を発生させてその上でキスという、まさに偶然中の偶然。 軽く二度と元に戻れないレベル。しかもキスとなると心理的な抵抗が大きい。 この入れ替わり状態はかなりの間戻るきっかけすら掴めなさそうですなあ。 人生の楽しみがまた一つ増えたぞーい。これからの展開にもう期待しまくっちゃってヤバイ。

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2011年03月12日

『魂恋 〜それはタマシイの恋〜』


小学館 Sho-Comi 7号 掲載
『魂恋 〜それはタマシイの恋〜』(著者:左右田もも
試し読み

小春は受験に失敗し生徒の9割が不良という高校に入学。しかし小心者の小春はそこでいじめられてばかり。そんな自分に嫌気が差し強くなりたいと願っていたところ、学校一の不良の海原仁とぶつかって入れ替わってしまう。仕方がなくお互いの姿で過ごすことになった2人だが、海原の体には次々と他の不良たちが絡んできてしまって…。





少女漫画では実は結構多い小心者の主人公の女の子と不良の男の子の入れ替わりもの。でも意外と仲良くなる流れが急だったりする作品が多い中で、この作品は入れ替わった2人の絡みが多めなのが個人的にはいいポイント。あと“少女コミック”らしく少しだけエッチな展開もありと。ちょっと崩したキャラがやっつけな感じがある(これは絵柄のセンスの問題ではあるが)くらいで読み切り作品としては中々悪くはないかと。

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2011年02月22日

『僕と彼女の×××』第59話


マッグガーデン 月刊コミックブレイド アヴァルス 3月号 [Amazon] 掲載
『僕と彼女の×××』(著者:森永あい)(著者:森永あい)
第59話

菜々子の父を助けようと大量の電気を浴びてしまったあきらと菜々子。無事に菜々子・父が元のサイズに戻った傍らでお互いを見つめるあきらたち。電撃を浴びたショックで2人は元に戻っていたのだ。ちょうど家の外で爆発音を聞いて駆けつけた千本木だったが、菜々子の「体を返せ!」という台詞に対するあきらの返しの台詞「やっと元に戻れたのに絶対イヤだ!」にショックを受けてしまう。あきらは元に戻れたことに安堵するが、菜々子は再度入れ替わる意思が固くあきらに対しもう入れ替わる前のような関係ではいられないだろと告げるのだった。





連載10年目にしてようやく二人は元に戻りました。ストーリーの作り方として物語の中で「これから予定される展開を提示」したらその通りになっちゃダメなわけで、この展開は作劇的には真っ当な流れと言えます。
ここで終わらせるってこともやろうと思えば出来たわけですが(菜々子祖父を記憶喪失なりどこかへ放浪するなりさせてもう二度と発明できなくする等)、菜々子祖父をまだ働かせるようなので(笑)まだ展開があるようです。ここからさらにどう落とすかという作者の手腕の見せ所ですね。

あきらは「やっと元に戻れたのに(また入れ替わるのは)絶対イヤだ!」ということを言いましたが、それは今までの状況が消極的受け入れだったからこそ出る発言。ここ最近描かれていたあきらの入れ替わった状況の受け入れも“元に戻れないのであれば”という前提があるからこその話なのであって、あきらにとっては戻れるのであればそっちの方がいいという意識がまだ強かったわけですね。その上であそこまで進展しておいて本当にこれでいいの?ってあきらに精神的に問いかける展開。森永先生上手いなあ。惚れるわ。

千本木は元に戻ったあきらを見て動揺して心の整理がつかない状況に陥るわけですが、改めて問いたいのは、じゃあ千本木が恋してた存在ってのはなんなんだ?ってこと。千本木にとって普段は気弱で優しすぎる友人も、かわいい女の子の体と組み合わさると完璧超人。精神的に近くてその存在に恋することに“肉体的には”なんら問題がない。じゃあ恋しちゃえーっていうのが作品の前半の展開であって、言ってみれば出落ち系アブノーマルギャグにしか過ぎなかったわけです。

でも物語も後半になって千本木も女の子の体の友人を本格的に恋愛対象として扱うようになってきた。徐々に心を解かしていき実際にアクセサリーをつける(その関係を受け入れるという意思表示をさせる)段階まで進んだ。そこまでいったっていうのに元に戻ってしまった、と。
では千本木にとってその友人が女の子じゃなくなったらもう恋愛対象ではなくなるのか。外見こそが重要な要素であるなら身も心も菜々子である菜々子その人には惚れないのか。そんな面白いテーマも(個人的には)見えてきたと思います。

自論なんですが入れ替わったキャラクターというのは、単に操る人格・記憶が変わったというものではなく、まったく別の存在になったという風に考えられると思います。立場・状況・環境によって人の振る舞いは変わるものです。菜々子になったあきらは女性ならではの服を着こなし、女性ならではの立ち居振る舞いをしますが、以前の彼には気弱で優しいという要素こそあれ女装癖や性同一性障害といった面は描かれてません。菜々子の体を得たことでそういう存在になったんです。

私が思うに千本木が求めるのは、あきらの心だけでも菜々子の体だけでもありません。
「菜々子の体に入ったあきら」なんですね。

「やっと元に戻れたのに(また入れ替わるのは)絶対イヤだ!」発言は上記のように元に戻れない前提が崩れたって面もありますが、少女漫画的解釈で言えば(千本木にとって)「もう俺との恋はあきらめたのか?」とも取れます。元に戻ったのは不可抗力でしたが、ここで千本木に「体なんか関係ねえ!(以下略)」な流れになられるとちょっと腐ってて個人的にはあんまり美味しくない(笑)し、作品の軸もぶれてしまうので、あくまで千本木の求めるものは変わらないまま、物語の主人公たるあきらに“積極的な”重要な選択をしてもらう展開を望みたいと思います。

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2011年01月22日

『シャッフル』




『シャッフル』(著者:しんやひろゆき
[Amazon]

両親・祖父・息子3人・娘1人・猫1匹家族の沢村家。ごく普通の一家族だった沢村家だったがとある雷鳴轟く日居間に家族が集まっていた瞬間落雷が沢村家を襲う。その日から沢村家は生活が一変してしまう。先日の落雷のショックで家族が全員バラバラに入れ替わってしまったのだ。13歳だった雅和は祖父の体になって日々を過ごすことになってしまう。

“集団入れ替わり”をテーマにした作品は実は結構珍しい。ギャグ漫画のオチなどではよく使われるけど、集団入れ替わりそれ自体を話の中心に据えた作品はあまりない。しかも児童書ということで期待と不安が入り交じった感じだったわけだけど、読んでみると結構淡白というかなんというか。というのも爺さんになった主人公である雅和の視点がほとんどで、基本的に大きなことは起こらない。しかも性格的にどこか皮肉屋な面もある。

娘になった父親とか、母親になった弟とか、ここらへん掘り下げると色々と面白いんじゃないか、と思うところがあるものの少し描写されるだけで全然描かれない。終盤で長女はイラストレーターになるために上京して勉強をしたいという話をどんどん進めるのだけど、あなたの体は親父が使ってるけどどうすんの?と当然の疑問もあまり大きな問題になってない。でもこの設定を真面目に追求してしまうととても精神をまともに維持できないくらいになってしまいそうで難しいってのも理解できる。要するにちょっとどっちつかずな印象を覚えてしまった。

児童書というものに対する偏見ではないけど、児童書はもうちょっとおかしさを誇張して、それでも最後は都合良くいい方向に丸く収まった、くらいのものでいいのではないかなあ。結局最後どうなったのか? と思わせるオチはあんまり明るい未来が想像できないんだよね。
ちょっと批判気味になってしまったけど、入れ替わりの組み合わせは中々いいので設定で萌えられる人はオススメです。

posted by クロエ at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月23日

『僕と彼女の×××』第58話


月刊コミックブレイド アヴァルス 2011年1月号 [Amazon] 掲載
『僕と彼女の×××』(著者:森永あい)
第58話

8月30日、あきらと菜々子は両親たちに今までとこれからのことをすべて打ち明けることになっていた。 そして桃井邸を訪れた菜々子だったが、菜々子・父を呼び出したところ菜々子・祖父が小さくなってしまった菜々子・父を 大きくする機械を完成させたのだった。テスト実験も成功。とりあえず菜々子・父が元に戻ってから 話をすることに。しかし、本番で機械は暴走してしまう。菜々子・父を案じ助けようとしたあきらと菜々子は 同時に大量の電気を浴びてしまって…。




前々回で菜々子の祖父が機械を直し始めた時点でもう一回機械を動かすイベントがあるのは確定でした。 でも話の中でどこらへんに持ってくるか?というのは物語の本当にラストのオチだと個人的には思ってました。 なにせ作者の森永あい氏が単行本8巻で終わりって書いてるし、未収録の外伝も収録することを 考えたらそろそろ幕を引かないといけない。最後にドカーンとやってギャグ漫画のオチという形にすれば、 思わせぶりだけど入れ替わったままですよとか、カオスエンドとか、(賛否はあるだろうけど) どんな無茶もありだなと思ってたわけです。

実際はオチにされず、今回のエピソードのラストの展開は今のところどうなったか わからないわけですが、想像される展開は大体三つ。
@あきらと菜々子は元に戻ってしまった。(本命・80%)
A巨大化した。(穴・10%)
B菜々子の父を巻き込んで入れ替わった。(大穴・10%)

一つずつ考えてみましょう。

@あきらと菜々子は元に戻ってしまった。

まあ普通はあの機械のトラブルシーンからはこの展開しか考えられません。 戻りたい時は戻れず、もう戻るのをあきらめた頃に戻ってしまうというのは ギャグ漫画として主人公たちの振り回されっぷりは面白いです。 が、さすがにここまで登場人物たちが納得し(特にあきら)、それまでに色んな 出来事を積み重ねてきただけに、この展開は正直精神的にキツイ…。

といっても菜々子の祖父がいる限りは再度入れ替わるっていう可能性はあるわけで、 元に戻るに加えて祖父が物語上で記憶喪失なり放浪の旅に出かけるなり(笑)して、 もう機械を作れなくなった状況が発生したら森永あい氏は本気だということです。 そういった感じで元に戻ったままになった場合は、想像される展開は「体なんか関係ねえ! 俺はお前がー(以下略)」みたいな感じでしょうか。森永あい氏の作風ならあり得る…。

A巨大化した。

祖父の機械が上手く動けば本来はこっち方面の変化が生じるはずだったわけで、実際祖父の鼻毛は 大きくなっていると。これでGTS(巨大女)フェチの心もがっちりキャッチです。(いらんか…) いやまあそれはともかく、こうなるともう別の漫画だし展開が斜め上すぎてまさに誰得。 ある意味衝撃的なのは間違いないけど、こうなったらさすがに怒ります自分も(笑)。 この展開はないでしょう。

B菜々子の父を巻き込んで入れ替わった。

ちっこくて見えなかったけど、菜々子の父も巻き込まれてます。つまりあきら・菜々子・菜々子の父で 入れ替わる組合せが変わる展開に! いやあの電気範囲が部屋全体まであったとすれば、 菜々子の母・菜々子の祖父までも巻き込んだ可能性も!…うーむ、書いててなんだけど、 あんまり見たくないなこの展開。こんな状態ではカオスすぎてまともな話は進められないでしょう。 カオスにしたってここに書いた展開にはなってほしくないです。はい。


ほとんど@の元に戻ったとしか思えないんですけど、そういう展開になるにしたって 「え?こんなあっさり?」というくらい軽く描かれましたねえ。 そろそろ作品が終わっても不思議じゃないんですが、まだ次回が最終話と宣言されてないから (言ってないだけかもしれませんが)少なくともあと2回はあるわけです。 個人的にはオチじゃない形で元に戻ったんならそれはそれで面白いかなとか思ってまして、 それならまだ話を転がせると思うので8巻で終わりなんて言わずにまだまだ続けてほしいです。

しかしまあ今回はまさにクリフハンガー・レイニー止めもいいとこ。 森永あい氏はこの段階から展開を変えるのも自由自在。 さてどうなりますかね。

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2010年10月17日

『僕と彼女の×××』第57話


月刊コミックブレイド アヴァルス 11月号 [Amazon] 掲載
『僕と彼女の×××』(著者:森永あい)
第57話

夏休みが終わろうとしている8月29日、あきらは千本木の家で夏休みの宿題をこなしていた。 千本木の家族にももはや公認の仲になろうとしている中、あきらはあるやっておきたいことがあるという。 そして、菜々子を神社の境内に呼び出したあきらは、今まで菜々子に自分がずっと菜々子のことを 好きだったことを告白した。そして今は千本木のことを大切に思っていることを菜々子も 自然と受け入れた。そしてあきらは千本木から受け取った指輪をはめるのだった。





これは神エピソード来ちゃったね。あきらが菜々子に思いを持っていたという部分はうやむやに してほしくないなあと思っていたのですごく満足感あります。菜々子も自分勝手全開のように 見えてあきらの両親もちゃんと見てたという。そして周りにそのことを伝えて前へ進もうっていう。 心の取っ掛かりがなくなったあきらが千本木からもらった指輪をはめたシーンはそういうことを描いた名シーン。 もう今回が最終回でも良かったんでは?って感じです(笑)。

これは入れ替わりの物語という意味でも非常に面白いと言えるんじゃないですかね。 ほとんどのそういう物語にとって入れ替わりというのはその人物たちに起きた事故・障害であって、 それが取り除かれる(元に戻る)ことが物語の解決というのがお約束の物語の〆なわけです。 まあそんな中で幾つかの作品は、(ギャグのオチという形でなく)元に戻らないまま終わるという 選択を取る作品があったりします。定石からはもちろん外れる形ではありますが、物語として そういうのはありだろうと自分は前向きに捉えているわけですが、実際のところそれらは 元に戻る手段がないからなし崩し的に受け入れるという消極的受け入れだったりするわけです。

『僕と彼女の×××』という作品は基本ギャグなので「男女逆転したはずなのにこっちのほうが しっくりしてる」というちょっと捻った形を採っている。それ自体は王道以外のパターンとしてはよくある 話なんだけど、じゃあその状況で進むべきとこまで進んでしまった場合の話を描いた例というのは 今までなかったので、これはすごいなと思ってるわけですね。少なくともここまでは。

この話の中で予言されている「明日(8/30)に菜々子の両親にこのことを言いに行く」っていうのが カオスフラグ回収編に相当するでしょう(笑)。個人的にはここまでキレイに話がまとまってるところを ぶっ壊しにいくのはないだろーという心理にもなってるんですけど、最終的は森永あいという作家の本性がどこにあるか、 だと思います。わたしゃギャグ漫画家ですからーっていうモードになっていればカオスエンドだろうし、 たまには少女漫画もきっちり描いてやるーというモードになってれば今の流れを活かすでしょう。

自分の中では大体5つくらいパターンが想像できてますがさてどうなることやら。

posted by クロエ at 23:30| Comment(0) | TrackBack(1) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月24日

『僕と彼女の×××』第56話


月刊コミックブレイド アヴァルス 9月号 [Amazon] 掲載
『僕と彼女の×××』(著者:森永あい)
第56話

ネズミーランドのデートを終え帰宅の途につく菜々子と椎名。そして他愛もない会話から 唇を合わせる2人。一方同様に千本木に唇を奪われたあきらは同様して気持ちの整理がつかないが 菜々子のことが好きだと思っていたのに千本木のことばかり考えている自分に気付くのだった。 夏休みの登校日に千本木からもらったアクセサリーをつけて学校へ向かうあきら。そしてその 光景を見た菜々子もその様子を受け入れたような態度だった。そしてあきらははっきりと 自分が千本木が好きなことを自覚したのだった。





うんまあこの流れはある意味順当で、ここまできたらむしろこうならないほうが不満がある(笑)。 こっちとしてはこの4人の物語は10年近くも見てきてるわけで、我が娘を見守るかのような心境で こっちも顔がフニャフニャしますよそりゃ。もう一つ重要なのはあきらほど掘り下げたものではないけど、 菜々子側もきっちり今のあきらの立場を受け入れて真剣に椎名のことが好きだと自覚したっていうとこでしょうか。 菜々子はあきらを見て台詞こそなかったけど(見せ方として実に上手い)自分も同じ心境に至って自分の体を、 人生を渡すことを認めたってことなんでしょう。

何回も言ってる気はするんですが、あきらはこの56話という段階においても女の子の立場というのは 本来の自分じゃないという気持ちをきちんと持っているということは大変すごいことです。 今回も帰宅して悶えて嬉しいって感情はあるけど「気持ち悪い」っていう台詞もあるんですね。 ここらへん“異性への変身物語”として見た場合、非常に重要でこの感情の持ち方を失ったら 物語の芯がなくなっちゃうんです。そうじゃなきゃ単に体の形が変わっただけの話になってしまう。 そこを失わないからこの作品好きなんですよ。

さて今回色んな点に決着ついたも同然なんですが…





うんこれカオスエンドフラグだよね。


posted by クロエ at 02:00| Comment(1) | TrackBack(1) | コミック作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

PS2『ストライクウィッチーズ』特典ドラマCD


『ストライクウィッチーズ』公式サイト
PS2ゲーム
『ストライクウィッチーズ あなたとできること A Little Peaceful Days(限定版)』
[Amazon] 特典
該当 CDドラマ「(タイトルなし)」

ある日の朝、朝練に急ぐ芳佳とリーネ。しかしその途中で2人は階段から転げ落ち入れ替わってしまう。 戸惑いつつもリーネの体を楽しむ芳佳だったが、さらにペリーヌと一緒に転げ落ちさらに入れ替わってしまう。 仕方なくその状態で訓練を受けていると今度は美緒とミーナが転落して入れ替わってしまう。 それから元に戻ろうと考えるより前に次々と普段ペアを組んでるもの同士で入れ替わりが次々発生。 そして最後はみんなで階段で転げ落ちるのだが…。





祝ストライクウィッチーズ第2期開始!というわけじゃないですが、 先日発売されたPS2版のゲームの限定版に収録されたドラマCDの該当作など。 入れ替わりネタはおまけエピソードによく使われて、 さらにこの手の限定版おまけと相性がいいらしく集める側としては大変。 いくら入れ替わり好きとはいえ、この限定版のおまけ目当てに9000円近く払うのは正直キツかった。 つか今amazonを見たら約5000まで値下がりしてるし…。(割とその方がショックだったり) とはいえアニオタでストライクウィッチーズ好きなのでかなり満足はしてまするよ。

というのもこれがまたよく出来てる!元々ストライクウィッチーズは話のベタさと キャラ立ちが優れていることもあったわけで、このドラマCDもまったくひねらずの直球ドタバタ。 声優さん達の入れ替わり演技も半端なく面白い。そしてミーナさんと入れ替わって 女言葉を話すもっさんが気持ち悪い!(褒めてます)
そして今回どういうわけか知らないけどこのドラマCDの脚本がついており、 これを見ながら聞いてみるとなるほど色々と台詞の改変が行われてたりするのがわかる。 気になる入れ替わり演技に対してどう書いてあるのかなと気になったところ





思ってたより少なかった。実際、宮藤(リ)・リーネ(宮)とだけ書いてあって、 これは演技する声優さんも混乱すること必至(笑)。現場を想像するだけでも面白い。
入れ替わった時の各自の思惑も交錯する様はこの元作品が好きなら必聴ですよ。忙しくって肝心のゲームはさっぱりやってなかったりしますが。

posted by クロエ at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・ゲーム作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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