2009年07月20日

『オレンジチョコレート』第1巻


別冊 花とゆめ で連載中
『オレンジチョコレート』(著者:山田南平)
単行本 第1巻 [Amazon]




なんとなくタイミングを逃しまくっていたので1巻発売という節目っつーことで 今更感想など。というのも連載されているこの作品を読んでいてなんか感想が書きにくい…と なんとなく思ったのがありまして。自分の中でもそこのとこが上手く説明できないで いるもどかしい状況だったりです。いや描きたいことはよく分かるんですよ。 ちろはまるで美人の女性みたいな律の外見や舞踊をこなせる振る舞いにあこがれていて、 律は根っこの部分で女性になりきれていないからちろに学ぶべきことがあると 思っている。そんな二人が入れ替わる物語。

書きにくい理由をなんとか捻って考えてみると、それは入れ替わりのお約束イベント(特にちろになった律)が あんまりないっていう単純な話じゃなくて、恐らく各キャラが立ちすぎていることや、 入れ替わりという事態でのドタバタより、入れ替わったことでこなすべきこと(舞踊を踊ることとか)を どうこなすかの方へ意識がすぐ行ってしまうこと。そこらへんの影響で読者側の意識の フックが引っかからないままどんどん話が展開しちゃうような印象を覚えるんじゃ ないかと。

自分は少女漫画もそこそこに読むけど、たまに感じる“作品に入り込めない感覚”を この作品に感じてるわけで。しかしこれはこれでちゃんと一通り筋は通ってる 話にはなっているし、文句を言うほどのレベルの話でもないんで、だから感想が 書きにくいという感じに落ち着くわけですよ。
まあ本編ではちょっと入れ替わりという部分で新展開がありそうなので、感想が 書きたいーと思える展開を期待です。

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2009年07月12日

『逆転ハニー』第3話


7/10(金) 発売
LaLa スペシャル 8月号 [Amazon] 掲載
『逆転ハニー』(著者:時計野はり)
第3話

また神様に入れ替えられてしまっている健吾と蜜香。またキスで戻ろうとした時、蜜香の 中学以来の友人である白石皐(さつき)がその行動を阻み、そして健吾の姿の蜜香に 対してもう蜜香に近づけさせないと言い放ったのだ。そして元に戻れないまま健吾は皐と 過ごすことに。合間を縫って蜜香と接触できた健吾だったが、何故か蜜香に元に戻ることを 拒否されてしまう。そして翌日、健吾は蜜香が皐と剣道の勝負を挑んだという話を聞き その場所に駆けつけるのだが。





今回も良いです。キュンキュンきます。
新キャラの皐が今回の話の鍵になってくるわけだけど、健吾の視点では皐は面倒くさい人物で この状況をどうやってごまかすかとしか考えられてないのに、蜜香視点では あくまで正面からこの事態(健吾が蜜香にまとわりついている悪い男として 捉えられていること)を対処するかを考えてる。こういう芯がある部分と 入れ替わりもののお約束とのドタバタのバランスが絶妙で素晴らしい。

あとこれはあんまり他にないんだけど、元に戻ろうという男の子側の提案を女の子側から 拒否されるシチュエーションて好きだなあ(どんなだよ)。少なくともこの作品では 普段の時は健吾の方がリードしてるけど、この入れ替わった時の対処に優位に立てて いるのは蜜香の方(本人は意識してないだろうけど)の形になってしまうという図式が あるわけで。タイトルの「逆転」は単なる体の入れ替わりじゃなくてそこにも かかってると思うわけですよ。

とりあえず作品の命題として健吾が孤独を脱して周りと接していけるように なるか(こう書くとなんか重いが)とか、健吾が蜜香とちゃんと付き合える ようになるか、といった部分がまだ落としどころを迎えずに残っているので、 まだまだ作品続けていけると思います。新キャラの皐も単なる融通の利かない だけのキャラにはなっていなくてかわいいなあと思うし、さらなる続編に 期待ですよですよ。

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2009年06月28日

『男子ingガール』第2話


6/20 発売
花とゆめ 14号 掲載
『男子ingガール』(著者:岡田ハルキ
第2話

先日の柚原翔太との入れ替わり事件から一ヶ月が経ち、男が苦手な花凛が話せるように なった久我悠人と久しぶりに会うことになった。待ち合わせの場所にいた久我と柚原に 挨拶しようとした時、つまづいてしまい柚原と頭をぶつけ2人は再度入れ替わってしまった。 その場に現れた死神の田中によると以前の入れ替わりがきっかけで、2人は入れ替わりが 起きやすい体質になってしまったのだという。仕方がなくまた入れ替わり生活する ことになってしまったのだが…。




1話目は雑記で扱ってなかったのだけど、2話目でグッと良くなっていたので。 特に上の画像などは入れ替わりものの定番である入れ替わった直後 の「おかしくなってしまった2人」の絵なんだけど、ベタなんだけどそのベタさが いいわけでありますよ。良くなったと言ったけど何をもって良いかといえば 割とそういうところで、1話目は入れ替わったというより男になった女の子分が 多かったんだけど、今回はきっちり入れ替わった人物同士の絡みとかが描かれて いるので大変満足。

構造的にはユズが男の子体験をさせるために体を貸してあげてるような感じに なっていて、ユズ自体は花凛の恋愛対象になってこないのがちょっと変わってるかな。 ネット上での感想を読んだりするとよく女性の人は一般的な異性間の入れ替わりもの に対してあまり性的な要素を出されると嫌悪感を覚えたりというのがあるっぽい のだけど、ユズの性格が楽観的でお調子ものに設定されているのもそこのところを 意識しているんだと思う。ユズはそういう意味でイヤな印象を抱かないキャラに 仕上がっている。

この物語は結構色々転がせそうだし、実際作者の方もブログでユズ目線話という 構想もあるようなので色々期待したいところなんだけど、(そうなるとタイトルは『女子ingボーイ』に なるんだろうか(笑))そうなると田中の言った「普通は別の体に入ったら魂が消える」という 設定はちょっと縛りがキツいかも…。花凛と久我の入れ替わりも見てみたいなあとか 思ったり。さらなる続編に期待したいと思います。

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2009年06月21日

『僕と彼女の×××』第49話


月刊コミックブレイド アヴァルス 7月号 [Amazon] 掲載
『僕と彼女の×××(ぺけみっつ)』(著者:森永あい)
第49話

ついに入れ替わりの機械が完成した。あきらの体の菜々子をどうやって連れて来るかが 問題だったが、菜々子母の食事の誘いであっさり連れ出すことに成功。食事に含ませた ラム酒で眠らせることが出来た。一方、あきらは菜々子の体で最後のバイトへ。 一緒にバイトをしている椎名からあきらになった菜々子への想いを聞いてしまう。 いたたまれなくなったあきらは椎名に謝罪するのだが、そこに千本木が現れ様子が おかしいことを問い詰めるのだった。





菜々子を連れてくるのは苦労しそうだなあ…と思ってたらあまりにあっさりそこのとこは 解決してしまったのでびっくりというか拍子抜けというか。まあでも展開としては こっちのほうが好みかな。あきらと千本木の電話でのあきらの心ここにあらずというのを ちゃんと絵で見せてるのは上手い。基本的にあきらはこういうことを上手くごまかす ことの出来ない人なので。それは椎名に対してもそうなので謝ってしまうというのは よくわかる。

ただ普通に元に戻るだけじゃつまらんなあとは思ってたけど、千本木の登場は予想以上に 効果的で面白くなってきた。ここで機械が完成したことを言っちゃうのか、あきらが秘密裏に 進めてきたことを知ったら千本木はどういう行動を取るのか。下手にごまかすと余計に 話がこじれそうで面白そう。大体、菜々子・千本木・椎名という重要人物たちに隠したままで こっそり元に戻るというよりかは、8年も連載している作品のクライマックス(?)なんだから この際徹底的に話に絡んでほしい。

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2009年06月10日

『逆転ハニー』第2話


LaLaDX 2009年7月号 [Amazon] 掲載
『逆転ハニー』(著者:時計野はり)
第2話

健吾と蜜香が入れ替わってしまう事件があって数日後、目が覚めると二人は何故かまた入れ替わってしまっていた。 また亀の神様のせいに違いないと思った二人は入れ替わりに混乱しつつ(主に健吾が)学校へ行き、また亀の神様を 探しに向かう。学校へ行った二人は普段と違う魅力がありお互いに周りのみんなにモテモテ状態に。習志野に話を聞くと 前回の逆転した状態の二人にみんながまた会いたいと願ったのだという。そして出会った亀の神様はその願いを 聞き入れ再度二人を入れ替えてしまったのだ。新たに神様は健吾に「もし今日暴力を振るわなかったら元に戻す。 ただし、振るったら二人は一生そのままだ」と告げるのだった。





なんだよこれ…良すぎるだろ…。
読んでて萌えすぎて血を吐いて死にそうになった。
展開が自分の好みということが大きいけど、少女漫画の該当作品でこんなに好きになった 作品は今までないってばよ。健吾と蜜香の二人が好きすぎてたまんねえ。

まあそれはさておき、入れ替わりというテーマとストーリーのバランスが 上手く取れていてものすごく良い。入れ替わりというものがどう起きて どう元に戻るかっていうのは作者という神様が決めることなので、そこを どう設定するかで話の面白さ・良さが決まるといってもいいのだけど、元に戻る ための方法をキスに設定してあるのがラブコメらしい良いチョイス。そりゃ 戻るためだと割り切ってもそう簡単にできないじゃないですか(笑)

蜜香のほうはまさに天然という紹介がぴったり合うように入れ替わった状況も そんなに重く考えていなくて、そうこうしてるうちにむしろ健吾の方の あんまり表に出してなかった感情みたいなものが燻りだされていくという 図式に。自分の感覚では入れ替わりっていうシチュエーションはそんな躍起に なって乗り越える類の障害じゃなくて、こと二人の間では健吾的感覚でいうと 「恥ずかしい事態」。そしてその困惑を体で表現する健吾。もう 素晴らしいったらない。


色々苦闘した挙句の選択です


それに入れ替わった二人の関係性が他の作品にはあんまりないものに なっていると思うわけですよ! 他の作品だと入れ替わり自体が対象の人間同士の 関係の変化のきっかけになることが多いんだけど、この作品では(もちろんそういう 要素もあるが)基本的に二人は両思い。この両思いの二人が入れ替わってしまう 作品は実は案外見当たらない。多分この二人って素の設定だけで普通のラブコメ できるくらいいい素材なんだけど、そんな二人を入れ替えたって部分がいい化学反応 起こしてるように思う。

そしてこの第2話だと健吾は「俺が蜜香を守ってやる」的なことを言ってるわけだけど、 神様との賭けとして出した障害はまさに絶妙で、蜜香を大切に思ってるからどちらの 選択も取れないという状況になって、最終的に第1話で蜜香が言っていた「いつも私が 守って貰う立場だからこれで立場が逆転して私がケンちゃんを守られたらいいなって」的な 展開になっていて、爆萌えして昇天しかかった。 今回はどの場面を切り取っても いいといえる素晴らしい出来。生きてて良かった…。

かなり興奮しながら書いてるから文章が色々おかしくなってる気がするけど、 それぐらい良かったということで。おまけに次のLaLaスペシャルにさらに 続編が掲載されるとか。そんなん見たら俺どうなっちゃうんだろ。

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2009年06月07日

『恋するバカもの』


5/25 発売
マーガレットコミックス『7コール』 [Amazon] 収録
『恋するバカもの』(著者:広瀬なつめ)

イマドキの女子高生のまおりは同じ学校の明るくて爽やかな新之輔に憬れていた。しかし そんなまおりの視界には何故かいつも柄の悪い成田宇多丸の姿が。後日新之輔に告白することを 決めたまおりだったが、その前に現れたのは告白をやめさせようとしている宇多丸だった。 そしてたまたま2人の唇が触れた瞬間何故か入れ替わってしまう。まおりに何故邪魔ばかり するのかと問われた宇多丸は「新之輔が好きなんだ」と答えるのだった。





描かれるキャラクターが少女漫画でも所謂マンガっぽいキャラじゃなくて今時の女子高生っぽい 感じなのが良いなあ。女性の作家さんはよく男の友情と恋愛感情を同質のものとして捉える ようなことを聞くけど、この作品ではまさにそういう描写になっていて、完全に新之輔を巡る 三角関係になってしまっている。この手の展開だと憧れで遠い存在より憎まれ口を叩けるような 近い存在の相手のほうが良かった的な展開になりがちなんだけど、あくまでまおりが好きなのは新之輔 という部分は変わらないのもいい。

また全体的にいい意味で入れ替わりものの定石の外しっぷりが結構面白い。 男になった女側を簀巻きにしたり、友人とはいえ自分から女の立場でデートに 行こうとするとかなかなか珍しい。著者がそういうものをどこまで意識してるかは 量りかねるが、入れ替わった状態でのデートの描写は普通に萌えるものが あるんじゃなかろうか。あくまで少女漫画のそれなので探索描写とかを期待すると 肩透かしを食うけど、話としては恋愛よりドタバタ寄りなので結構好きかな。

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2009年06月03日

『ないしょのつぼみ』(第6期)/第4話


小学館 小学五年生 7月号 [Amazon] 掲載
『ないしょのつぼみ』(第6期)(著者:やぶうち優
第4話

今回はつぼみが初ブラする話。





この作品には大体大きく3つの要素がある。
・つぼみの恋愛
・性の目覚め
・入れ替わり
どれもそれ一つだけでメインテーマを張れるだけの魅力があるものだ。 問題なのはこの作品がそれ全部を一気に消化しようとしていること。 しかも1話16ページという制限の中である程度の起承転結もつけないといけない。 これは大変難しい…というか正直上手くいってない気がする。

入れ替わりという設定があんまり活かされてないっていうか、むしろ入れ替わりの 設定が作品全体の足引っ張ってるように感じる。つぼみの思春期の性の目覚めの 描写で想定読者であろう小学五年生女子に共感してもらいたい部分なのだが、 入れ替わりが発生するとそこまでの流れが阻害されてしまう。男の子が 入れ替わってそういうことを体験することになるわけだけど、それが単なる ハプニングでしかなく、それがあったからどうしたという部分がない。

例えば天空が女の子に理解がなく、つぼみと同じくらい積極的な性格な男の子であれば、 文字通り女の子を身を持って体験することで溝が埋まっていくといった流れが 出来たかもしれない。が、今のところひたすら受身でどうにも存在感がない。 すぐに元に戻ることが出来るっていう縛りの少なさもあってかつぼみも この入れ替わりをあんまり深刻に受け止めていないように見える。 この第6期では入れ替わりというものが今までのシリーズと大きく差別化する 要素だったはずなのでもうちょっとその辺を活かしてもらいたいんだけど…。


 

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2009年05月25日

『夏のあらし!』/第8話「勝手にしやがれ」


テレビ東京 5/24放送
『夏のあらし!』公式サイト
第8話「勝手にしやがれ」

特に意識せず見ていたらいきなり該当だったので吹いたwwww
嬉しい不意打ちだな!





階段の上に二人で来たあたりからもしかして…とは思ったけど、実際やってくれる となんだかんだで嬉しい。実は該当がありそうなアニメはアニメ誌で あらすじを一通り調べたりするんだけど、見直してみたら入れ替わる展開の直前まで しか書いてなかった…。元からこの作品(特にアニメ版)やたら昭和を フィーチャーしてるとこあったけど、ネタだけじゃなくて構図まで『転校生』に してくるあたりはかなりよくわかっている。

それとこの作品最近の作品にしてはいい意味で話を捻らないのがいい。 入れ替わりものの定番のお約束は一通り押さえております。しかし潤という キャラクターは女の子ということを隠して男装しているというキャラ なのだけど、主人公の一はその結構重要な秘密を力技で納得してしまうあたり笑える。 あとオチを見ても本当にスタッフはよくわかってる(笑)




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2009年05月24日

『三年契約』


サイト クラブサンデー 内掲載
『三年契約』(著者:葛城一)
紹介ページ

15歳の小林賢治は同じ中学で同級生だった西野愛に惚れていたが中学時代はちゃんと 会話することすら出来なかった。賢治は一念発起して愛と同じ高校に入るべく猛勉強を して合格したものの肝心の愛が落ちてしまい愛は女子高に通うことに。 賢治が女になりたいと3回願ったところ、願いを叶えてやろうという女の子が現れた。 半信半疑だった賢治だが自分の三年間の高校生活と引き換えという条件でその女の子に 体を交換されてしまう。これで一応愛の通う女子高に行けることになった賢治だったが…。





入れ替わるためのシチュエーションが漫画的に非常によく考えられていると思う。 絵は少々荒削りではあるものの女の子と入れ替わってとまどい半分嬉しさ半分な 描写はなかなか良いですな。高校生にしてはウブすぎる気もするけど(笑)。入れ替わったのが悪魔(?)の娘だから、その娘と しての立場の縛りこそないものの、話を引っ掻き回す役としての存在感は十分。

だが女の子と体が入れ替わったからには意中の彼女とのドキドキ生活が 始まる『菜々ちゃんは俺のもの』的展開かと思いきや、女子高に潜入した悪い人を 捕まえる話になっちゃうあたりは少年誌展開を意識しすぎかもしれない。 連載で長くやれればもっと色々展開できる設定なので出来たら連載とかまで 行って欲しいけどそうは簡単にはいかないか。しかし公式ウェブ上に作品を置くという発表方法だったわけだけど、 まだまだ紙で読みたいという意識が強いかなあ。どんどんこういう傾向が 出てくると追いかけるほうは結構大変だったり。

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『ないしょのつぼみ』(第6期)/第3話


小学五年生 6月号 [Amazon] 掲載
『ないしょのつぼみ』(第6期)(著者:やぶうち優
第3話

自分の感覚だと「人間二人が同時にあくびをする」というのは珍しいことだと思うのだけど、 この漫画内では結構頻繁に起こってるらしい。あまり実際のそれと感覚が違うと違和感を 感じてしまったり、ストーリーとして得心がいかなくなりかねないのだが、少なくとも劇中では 「入れ替わりやすいが元に戻りにくい」という図式は一応あるようだし、あまり気にせず そういうものだと割り切って見たほうが幸せに楽しめそう。

しかし、なんとも飛ばしているのが入れ替わりシチュエーション。前回はトイレで用足し中 だったし、今回は宿泊学習の集団入浴中ときた。極めつけは次の台詞だろう。





最近の小学五年生すげえな! しっかしこの図はいかにもオタクが喜びそうなサービスに見える。 すごいには違いないけど学年誌でやっていいのかこれは、などと思ってしまうが、 それは自分のようなオタクの方が勝手に線を引いちゃってるのかもしれんね。 当の小学生は案外抵抗なく受け入れてたりしてそう。

こういう面ばかり目立っているけど、あくまで作品の主役はつぼみなので入れ替わる 状況が「気になる男子と話せる状況」という面が強くなってきた。それでなくとも どうにも天空の描写の比重は軽め。対象読者層が女の子だからこうなるのは 致し方ないとはいえ、天空にもクラス内に好きな女の子が別にいるとか、 入れ替わりモノなら同じくらい存在感があったほうが、入れ替わった際の 面白みがあるから作品が一年という長丁場だけにそこはなんとかしてほしいところ。

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